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2017年8月

2017年8月25日 (金)

第384回

真夏の京セラドーム大阪

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と言えば、プロ野球、じゃなくてコンサート。
真夏のコンサートと言えばロックフェス。
しかし、なんだな、フェスって言い方は昔はなかったな、
フェスティバルの略だろ?違う?祭典かぁ…たしかに。
ロックフェスはいろんなアーティストが多数集まって、
とっかえひっかえパフォーマンスする。
だだっ広いところで、何万人もの観客を集めて(何十万?)、
しかも長時間、いいよな~最近の若者は。
行きたい気もするが、体力的に無理だな、絶対に死ぬわ。

と言うことで、今回の京セラドームはコンサートではない、こいつだ。

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「キモイ」この言葉も最近か?
「キショイ」って言ってた時期もあるよな。
しかし、展覧会になるとは、
やりすぎと言うべきか、良いアイデアと言うべきか、
まぁ、それでもイベントとして成立しているんだし、
ここにちゃんと見に行くやつもいるんだから正解なんでしょう。
実際、すごい人出でね、入場するのに1時間待ちだった。

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スタジアム以外はこんなになってのかぁ、としばし感心。

狙いは「気持ち悪さから寒気を誘発して、涼を感じさせる」なんだが、
本当は単なる話題作りの提供になっている。
ただ、大変珍しい生物が多数展示されているので、
その筋の人にとっては貴重だ。

ちょっと紹介。苦手っぽい人は進まないように。
全く気持ち悪くないし、毒さえなければ手に乗せてみたい、
そんな連中ばかりなんだが、見解の差があるしな。

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タランチュラ。
毒蜘蛛の定番だが、いい毛並みしてますな。

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大ヤスデ
ツヤが、光沢が、触りたい。
きっといい匂いすると思う、
湿った土臭い熱帯雨林の。

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マダガスカルゴキブリ
そもそも普通に家の中のゴキブリがつかめるので、
このサイズなら尚いいよなぁ、

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名前忘れた、毛のない前歯が特徴のネズミ。
毛がないだけで「キモイ」と言うなら、
キモイおっちゃんはいっぱいいる、差別だ~。
と叫ぶと、おっちゃんそのものがキモイのだ、と反撃をくらう。

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これが一番みたかった人、人じゃないけど。
名前はヒヨケムシ、もちろん日本にはいない、熱帯の生き物。
毒はないがいかにも毒っぽさがいい。
けっこう大きいですよ、10cmぐらい。
クモのような、バッタのような、エビにもにてるし。

他にもいっぱい。
まぁ、今度また掲載しましょう。

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全く関係ないけど、帰りの地下鉄の駅のエスカレータ。
地上には人がいっぱいいるのに、ここには誰もいない。
しかもこの長さ、ある意味ここの空間が「キモイ」。

犬が行方不明になるとき、最終回。

知らない土地で行方不明になる。

家からの距離は関係ないので、
初めて行く場所、として解釈していただいてもいいでしょう。
事実、自宅の近くの里山で行方不明になった犬は、
3日後にとんでもない距離の街の中で保護されたことがあります。
十分、家に帰れる距離なのですが、
どんどん離れて行ってしまったんでしょうね。
これは保護されたパターンですが、
極めて稀なケースだと言えるでしょう。
この場合、犬自身が街中を選んだわけではなく、
たまたま街にたどり着いたにすぎません。
山中に迷い込んだら、どこまでも森の中になりますし、
里に出られたとしても人気のない田園地帯に出る確率のほうが高いと言えます。

犬の嗅覚を過信してもいけませんね。
確かにとんでもなく優れているのは承知の事実ですが、
たとえばポリスドッグの足跡追跡のように、
靴を履いているにも関わらず、地面に着いたその人の匂いを、
たどりつけるまで追跡することはできますが、
だからと言って、
どこかわからない遠いところにいる飼い主さんの匂いを感じ取れる、
と言うことでもないわけです。
考えてみれば当たり前のことなんですが、
世の中は匂いだらけですから、
近くならともかく、距離が遠くなればなるほど、
匂いをかぎ分けるのは難しいのです。
逆に、近くに飼い主さんの匂いの痕跡があれば、
そうとう遠くまで辿っていくことはできるでしょう。

別れた飼い主さんを求めて、
とんでもない距離を移動した美談はよく聞きますが、
それはよくあることではありません。
犬とはそういうものなんだ、とは絶対に思わないことです。
すべてが作り話だとは言いませんが、
本気の実験ができない以上、その信憑性に疑問を持たざるを得ません。

知らない土地で行方不明になるとき、
多くの場合「川」が関係しているようです。
それは前述のことから考えると、十分に納得できることです。
つまり、川の上には犬が欲する匂いが残らない、と言うことです。
だから、飛び渡れない以上の川を渡ってしまった場合、
匂いの痕跡がそこで途切れてしまいます。
川幅が広ければ広いほど、渡ってきたはずの場所を特定できないでしょう、
さらに、匂いによってその場所を特定できても、
そこへのルートをもう一度川を渡るという発想にはならないものです。
きっと渡れる場所を探す選択をするはずです。

この状況は以前に書いた川を渡った犬が、
渡ったその場所に、渡って戻れなく、下流へ向かうことと同じです。
真向いで飼い主さんが呼んでいても、
もう一度そこを渡って戻ろうとは思わないのです。
これはバカだから、ではないですね、
犬の慎重さがそうさせていると考えられます。
このことに確信が持てるように実験的なことはしませんが、
長年の犬生活のなかで実験に値する経験があります。

犬との川遊びの危険性は、夏場の熱中症や水中毒だけではなく、
こんなところにもあります。
水遊びの好きな子であれば、ハイテンションで川に飛び込むでしょう。
十分に目が届く川幅であっても、
渡ったその先に魅力的な何かがあったら、
そのまま走り行ってしまいます。
それは野鳥などの野生動物かもしれませんし、
他の犬かもしれません。
あるいは自身の高揚した気持ちかもしれません。
(広いところに放たれたとき、理由なく走り込んでしまう犬はたくさんいます)

いち早く事態を把握してリコールできればいいですが、
もし「聞く耳持たず」状態になってしまったら、
そのまま走り去っていく可能性は十分にあります。
川岸が草原であっても、山腹であっても、
すぐに見えなくなる距離に移動出来てしまいます。

それでも彷徨い状態にならない限り、確実に帰ってこれます。
しばらくすると高揚した気持ちも落ち着きますし、
そうなると飼い主さん依存が湧き出てきますから、
飼い主さんの呼ぶ声も聴くことができます。
しかも自分の足跡があるところですから、
パニックになっていなければ確実に帰ってこられます。
ただし、自分が川を渡ったところまでです。
そう言うことですね、
そこから先は川ですから匂いがないんですよ。

それでもし、そこに飼い主さんがいない場合、
(飼い主さんは探しに追いかけてしまいます)
さらにパニックになりますから彷徨い状態になるわけです。
かりに近くにいたとしても、
パニックに陥っている犬には判断できませんから、
とんでもなく遠いところに思えてしまうのです。

このような状況から行方不明になるのですが、
その一番の要因は飼い主さんの諦めからです。
犬が渡りきった場所で待てば必ず帰ってきます。
どこかでケガをしたり、死んでしまったり、
誰かに連れ去られたりしない限り帰ってきます。
経験はありませんが、おそらく3時間以内には帰ってくるでしょう。
(山の中で1時間犬を待った経験はあります)
しかし、その3時間が同じ場所で待てないんですね、
探しに行ってしまいますし、
日が暮れることもあるでしょう。
もし、遠くから子供連れで川遊びに来ていたら、
子供の安全のためにその場所に留まることが難しいかもしれません。
あるいは介護が必要な人を家に残して来ていたら、
いち早く帰らなければならないでしょう。

また明日探しに来よう、は無理です。
自分の住処なら待てますが、そうではないところで犬は待ちません、
犬とはそういうものです。

少し酷な言い方ですが、
犬と遠くに出かけるときは、その場所で犬が行方不明になった時に、
諦めてその犬を捨ててしまう覚悟も必要だと思っています。

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2017年8月18日 (金)

第383回

緊急手術

左手の中指、爪の右側が腫れて痛みが走る。
この痛み、歯肉炎の時の歯の痛みと似ている。
と言う事は、指の中で化膿しているかもしれないと、
得意の自分勝手診断をしたものの、
やっぱり病院の世話になるしかないかと決心する。
まぁ、抗生剤でも3日ほど飲めば治るだろう、とこれまた勝手に処置。
薬をもらうためだけに病院へ行くつもりだった。

とりあえず、かかりつけ医の内科の先生のところへ、
って、まずはこの判断が間違っている。
普通、この症状は外科でしょう。
と、今になったら思うけれど、実際のところ迷いません?
表面がどうこうなっているわけじゃないし、
あくまでも内部のことだから、内科、じゃないか?(寒っ!)

「ばい菌入ってて化膿してますな」、
ちょっと先生、医者が「ばい菌」って言ったらダメでしょ。
何か刺さったり、爪の横がさかむけになったりが原因らしい。
思い当たる節は?
あるある、ちょっと前にワイヤーブラシの1本が刺さったことがある。
バーベキューで使った金網を掃除しているときだった。
血も出たし。

「それですね」
「じゃ、今すぐ紹介状書きますから、〇〇病院の外科にすぐに行ってください」
やっぱし外科だった。
この時点で午後1時前、多くの病院は受付が終了しているはずだが、
「すぐに診るように頼んでおきましたから、この足で行ってください」と強く。
明日にしようかな、なんて言えそうにもない雰囲気、
えっ?それって、まさか重症、でもって緊急、少しビビる。

外科の先生は重症感はなく、
「膿が溜まってますね、切って出しちゃいましょう」と軽く言うから、
てっきりこの場で簡単に麻酔して、
針かなんか刺して、ピッと出す、と思っていたら、
「手術は5時ぐらいになりますが、大丈夫ですか、
あ、すぐに終わって夜には帰れますから」って。

何?なんて?手術?
え~~って、そんなぁ~、
あり得ない展開に完全放心状態。
手術は嫌いだから、今ここでピッとやってくださいよ、麻酔なくてもいいから、
って言うと、うまく説得された。
「怖いのは細菌感染で、骨まで侵されて骨髄炎になったら、
骨を削らないといけないし、もし、脳まで達したら髄膜炎だって起こり得る」、
怖そうな言葉いっぱい出して脅しやがって。
そして、「だから、ちゃんと調べて、ちゃんと処置しないと」。

手術してみたいだけじゃないの、
なんて失礼な詮索をするまもなくことが進んでいく。

手術着に着替えて、なんか知らないけど点滴。
早速、見事に点滴スタンドと一緒に歩く入院スタイルの完成。
(入院はしないけど)
この時点でも「なんでや~」、誰かにつぶやきたい。
検査はフルコース、採血、CT、レントゲンにMRI。
指1本にここまでする?
「検査したいだけなんじゃないの」が脳裏に。
しかし、この検査が面白い。
うつ伏せにウルトラマンの降臨形態のように左腕だけを伸ばして、指先を撮影する。
とくにMRIは「このまま15分ほどじっとして」って、
なんかおかしくなってきて、笑いをこらえると指先が震えて、
すかさず「動かないように」って検査技師さんの声。無理。

検査結果は骨には細菌感染してないということで一安心。
ただ、4mmほどの膿溜まりあるので、ちゃんと出しておきましょうって。
(どうしても切る気やな)

手術室は8階、ほとんど立ち入る人のいない魔の空間。
3重扉の向こうにドクターXに出てくる手術室。
手術台に寝かされて、布かけられて、
あのUFOの大群みたいなライトが迫ってくる。
「指の先ちょっとですよ~」往生際わるっ。
局所麻酔が麻酔がいるほど痛かった以外あとは何も感じず、10分程度で無事終了。

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パッと見わかんないけどね。
ばい菌っぽい画像で失礼しました。

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そんなグルグル巻きにしなくても、とにかく不便。
でも、これって衝撃から守るためなんだってよ。
心配してんのか~?

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見事なアメリカンドッグ型。
確かな技術とセンスがうかがえる。
で、なんとなく顔にしてみた。指人形完成。

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なんやこれ?あたらしいおもちゃか、
ちょっとかしてみ、

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ティラノジャックザウルスの攻撃にも耐えるグルグル巻き。

犬が行方不明になるとき。その2

盗難にあって行方不明になる。

こんなことってありますか、と言う人が多いと思いますが、
残念ながらあります。
状況としては二つのパターンがあって、
一つ目はその犬そのものを盗む事が目的で、
もう一つは結果的に盗んでしまう場合のことです。
もちろん窃盗ですから罪になりますが、
立証が難しいので犬が帰ってくることはまずありません。
飼い主さんの心情としては明らかな誘拐なのですが、
世間一般として、当然誘拐扱いになることはなく、
紛失(たぶん)になります。
子供だったら大変なことなのですが。

以前ほど窃盗目的で犬が盗まれるケースは少ないようです。
その背景には景気が大きく関係していると思いますが、
このことは確かなことではありません。
盗む目的は子犬の場合は転売で、
成犬の場合はブリーディングですね。
だから成犬の窃盗はほとんどがメス犬になります。
それに、オスの成犬は警戒心が強く攻撃性を出すので、
盗みにくいのが現状でしょう。
そう言った意味では犬の大きさに関係なく、
おとなしい、人懐っこい子がターゲットになります。
日本は検疫が厳しいので、
自動車のように海外に転売、と言ったことはまずないでしょう。
それに基本、リスクが大きいことはしません。

その犬種を飼いたいから盗む、と言ったことはありません。
あくまでも利益を求めてのことです。
よって利益につながる犬種しか対象になりませんね。
つまり人気犬種であることです。
そして需要と供給のバランスが崩れていることです。
利益にならないようなことに、リスクを背負うことはありません。

かつては時代を背負う人気犬種がありました。
ハスキー、ゴールデン、ヨークシャテリア、シーズー、コーギーなどは、
いたるところで行方不明になりました。
その原因はどう考えても窃盗しかありませんでした。
そしてその時代、景気に浮かれて値段の高い人気犬種を飼うことがステイタスでした。
高価な外車ごとその犬を盗まれて、車だけ戻ってきたこともありました。
盗んだ犬なら血統書の問題が…、
大丈夫です、その時代、血統書ですら取引されていたと聞いたことがあります。

今は特別な人気犬種もいませんし、
景気に浮かれることもなく、需要と供給のバランスもとれているので、
しかも、以前のごとく儲かるシステムは崩れていますから、
犬を盗んでまでとは考えていないようです。
言っておきますが、犬を盗む悪い人がいなくなったという事ではありませんよ、
奴らが天秤にかけてリスクが高いと判断しているだけです。
ここは良いように考えないように。

窃盗はほとんどありませんが、
厄介なのはもう一つの結果的に盗難される場合です。
これはまだまだ十分に起こり得ますし、
犬の流行とか大きさ犬種は全く関係ないので大いに注意したい事です。

何らしかの理由で行方不明になった時、
運よく誰かに保護されました。
保護した人が飼い主さんを探してくれたとしても、
もし、遠くの地域や出先だった場合には、
ほとんどその好意は無駄になってしまいます。
警察や保健所に届けたとしても、
地域をまたいでのネットワークはありません。
これほどインターネットが普及していても、です。
つまりここでも家畜扱いと言うか、軽んじられています。

マイクロチップがあるじゃないですか、
そうなんです、こう言ったときに威力を発揮するのがマイクロチップなんですが、
普及率はどこにも公表されていませんし、
実際にマイクロチップで飼い主さんを特定できたニュースよりも、
マイクチップの問題点の話題のほうが多いように思われます。
例えば読み取り機が普及していなかったり、
専用の読み取り機でないと読めなかったり、
飼い主さんが特定できたにもかかわらず、引き取り拒否されたりなどです。
また自治体によっては慣例的な対処しかしないところもあるようです。

このようなことから、保護したものの持ち主がわからず、
かと言って保健所においておくのも可哀想で、
けっきょく保護した人が飼うことになるケースがあります。
また、偶然保護して、飼い主さんを探さずそのまま飼う人もいるでしょう。
これらは、その犬にとってはそれほどひどい状態だとは言えませんが、
元の飼い主さんにとっては行方不明のままです。

最もひどいのは偶然一緒に盗んでしまった犬を捨てられることです。
こう言った事がどれほど起こっているのかはわかりませんが、
経験者を2名知っていますので、その話をします。
共に盗まれたのは車です。
その車にはケージに入った犬が積まれていました。
言っておきますがその二人とも犬も車も無事に返ってきています。

事件は夏場でした。一人は公園の駐車場、
もう一人はスーパーの駐車場に犬を載せたままエアコンをかけて駐車し、
車から離れた一瞬の出来事でした。
ドアロックが掛かっていたかは不明です。
公園の駐車場で車を盗まれた人の犬は、
少し距離のある公園の出口付近にケージごと放りだされていました。
スーパーの人は離れたところから、
その場でケージを下して走り去る車を目撃していました。

この二つの事件は、ある意味でラッキーでした。
犯人が犬に優しかったわけではありませんが、
近くに、その場で犬を捨てた事です。
その犬たちが吠えたかどうかは知りませんが、
通常ならもっと逃げ切ってから犬を捨てるはずです。
その時は証拠隠滅ですから、
山奥やあるいはそのまま死んでしまうようなところに捨てるでしょう。
犯人を捕まえることができたなら、
その犬の処置を聞き出すこともできるでしょうが、
犯人がわからない時は犬もそのまま行方不明になります。
車は戻ってきたが、犬は返らない、
この事例を聞いたことはありませんが、
きっとたくさんの例があると思います。

決定的な対策はとにかく犬から離れない、
ぐらいしかありませんが、
実際はそれも難しいことでしょう。

続く。

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2017年8月11日 (金)

第382回

そうなってしまうのがわかる今日この頃。

名前は佐藤クン。
本人の希望もあり呼び名はジンジャー佐藤と言う。
まるでプロレスラーみたい、と言うと佐藤クンは悲しむ。
ジョニー大倉とかミッキー吉野みたい(ずいぶん古いが)、
とミュージシャンに分類するときっと喜ぶ。
事実、佐藤クンはドラマーで、憧れのドラマーが、
あのエリック・クラップトンが参加していたバンド、
「クリーム」のジンジャー・ベイカーなのだ。
この名前が出たことで、この話が結構昔の話だと察する人は、
音楽好きのそこそこの年齢に違いない。
佐藤クンのジンジャーはジンジャー・ベイカーのジンジャーには違いないが、
そこに行きつくいわれがほかにもある。

そう、佐藤クンは若いころのバンド仲間なのだ。
もうずっと会ってない、その存在すら忘れかけていたが、
先週のウィルキンソンの話で思い出したのだ。
佐藤クンは若いくせに生粋の生姜好きだった。
普通、若者で生姜好きってないでしょう、地味だし。

ひやしあめ、も大好物だが、
より本物の、生姜のすりおろしたカスが入っているぐらいを好んだ。
ちなみに「ひやしあめ」は関西だけかな、
今は瓶入りや缶飲料だけど、昔は駄菓子屋やちょっとしたところの店先で売っていた。

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当時、ようやくチューブ入りの生姜が出始めたころで、
佐藤クンは持ち歩いていたように記憶する。
でもって、何でも生姜味にしていた。
実際に見たことはないが、佐藤クンいわく、
トーストパンにも塗るらしい。

生姜、しょうが、って言うけれど、ジンジャーと呼べばまた違ってくる。
少しロックな雰囲気になる。
そんな佐藤クンの一押しが、ウィルキンソンのジンジャーエールだ。
カッコイイ瓶で、外国感満載だった。
佐藤クン、どこからこんなものを見つけてきたのか、
たぶん雑誌かなんかで、ロックスターのご愛飲だったんだろう。
ウィルキンソンのジンジャーエールは当時2種類で、
ドライと書いてあるのが甘口で、書いていないほうが辛口という、
なんとも紛らわしいラインナップであるが、
佐藤クンは当然辛口のほうである。

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これが本物だ~とか言って、グイグイいくのだが、
飲んでみると、その辛さに度肝を抜かれる。
味がわからないほどの刺激。
佐藤クン、よくこんなもの飲めるな、
と、コカ・コーラが精いっぱいの自分は驚いていた。
そして佐藤クンは、一口飲み込むたびに、
「ジンジャー!!」っと叫ぶのだが、
はじめは当然ウケ狙いだったと思うが、
そのうち、すっかり板についてちゃんとした癖になっていた。

これがジンジャー佐藤と呼ぶようになった、いわれである。

この歳になって、いや5年ほど前から生姜が大好きになった。
ようやく生姜の味がわかるようになったのかもしれない。
今の時期だと、そうめん、冷ややっこも生姜が薬味だし、
生姜醤油にすれば焼き魚にも合う。
先日、炭酸で割ってみたが、ウィルキンソンのようにはならないが、
使い方によってはイケると思う。
魚とか煮物系にもよく使うが、こちらは塊で一緒に煮る。
でもって、その生姜の塊を食べることにしている。
辛っ!、まさに生姜、けど美味しい、
慣れてきたらもっとぼりぼりいける感じがする。

そして、なぜか「辛っ~」の代わりに「ジンジャー」と叫びそうになった。

佐藤クン、どうしているんだろうか、
思い出したら会いたくなったが、
探すのはやめておこう。
この歳だからね、もし天国にでも出張してたら嫌だし。

犬が行方不明になるとき。その1

犬たちが自ら家出をすることは滅多にありませんが、
(たまにあるので油断はできません)
行方不明になることはけっこうあります。
飼い主さんにとっては、この行方不明はキツイものです、
考えようによっては亡くなることよりもキツイかもしれませんね。

そんな行方不明も原因がわかれば防ぐことができます。
他にもいろいろとあると思いますが、
行方不明になった要因を3パターン解説しますので、
ぜひとも参考にしていただけたらと思います。

まずは、共通事項から解説しましょう。
一番の原因は思い込みと油断です。
例えば、「うちの子は臆病だから」は「うちの子は豪胆だから」と、
同じぐらい行方不明になる可能性はあるし、
「放してもどこにもいかない」と「放したら帰ってこない」も、
同じように覚悟しなければなりません。
どんなタイプの子に何が起こっても、
行方不明になった事実は同じです。

もう一つの覚悟も付きまといます。
この覚悟はあきらめる覚悟ですね。
もう死んだと思う覚悟ではありません。
もう待ってやれない、もう探しきれない、
と言う覚悟です。
この覚悟に懺悔が伴うかどうかは極めて個人的な問題なので、
関与しません。
こういった覚悟をできる覚悟が常に必要です。

家から行方不明になる

最近はあまり見かけませんが、
それでも時折「家から脱走」の張り紙を目にします。
そもそも犬は定住型の生き物ですから、
たとえ門扉が開いていたとしても、
なにか特別な用事がない限り、住処を離れようとはしませんし、
かりについうっかり門扉から出ても、すぐに帰ってくるでしょう。
これは出てしまった外が不安なのではなく、
住処を開けることの不安が強いためです。
飼い犬ですから、ほかの誰かに乗っ取られるとかではなく、
潜在的意識がそうさせるようです。
それに外が不安で帰ってくる犬は、そもそも遠くにはいきませんし、
住処に対する依存度が高いので行方不明にはなりにくいと思います。

特別な用事とは外に怪しい敵がいることです。
この敵とは他の犬かもしれないし、他の動物かもしれません。
それに人の可能性もあります。車とかの機械の可能性はどうでしょうか。
そして多くの場合、その敵は近くではなく少し離れていて、逃げています。

怪しい度が大きくなるほど、確かめたい意欲も強くなるので、
懸命に出口を探すことになります。
こうなると普段なら絶対に出られないだろうと思っていた隙間や、
超えられないはずの柵も超えてしまいます。
そういった能力は本来その子が持っている能力なのですが、
普段の生活ではそういった能力を見ることはないので、
ついつい過信してしまいます。
もし、アジリティー競技をやっていて、
90cmのバーを楽々越えるところを見ていると、
そういった能力の見落としはないでしょう。

家にいられない理由があるときもあります。
何かしらの理由でパニックを起こしているときです。
パニック状態の時は冷静な判断ができませんね、
つまり後先考えずに、とにかくここから逃げようとします。
ただ、逃げ行く先が自分でもわかりませんから、
何も考えずに体力の続く限り逃げます。

パニックを起こす理由としてよく言われるのは雷ですね、
苦手な子は死にそうなぐらい苦手です。
他の家族のもめごともパニックになる要因です。
外部的であろうと内部的であろうとも、
とにかく群れが安定しないのはパニックの原因になります。

このようにして家の外に出てしまうのですが、
落ち着いたら帰ってくればいいと思うのは勝手な都合でしょう。
その時点で帰ってくるタイプの子は、まず家の外には出ません。
敵を追いかけるにせよ、パニックにせよ、
その興奮度が高いと現在地がわからなくなります。、
この時点では遠くないはずですが、
現在地がわからないということは、どこにいても遠いところなのです。
だから帰ってこれず、行方不明になります。

犬だらか帰れるはず、だと思うのは思い込みです。
当たり前のように教えないと、
どこからでも帰ってこれるようにはなりません。
また、そういったことを教えた記憶がなくても、
自然にそれが出来ているのだと思います。

犬に限らずですが、
外の世界を教えるのは帰り道を教えてからになります。
どこにいてもいつでも帰れると思えれば、
安心してどこにでも行けるのです。

家の周辺の散歩から、帰り道を教えます。
散歩に行かないのは論外、毎日じゃなくてもいいですが、
ほとんど散歩に行かないとしたら…この話は別の時に。
車で散歩できる場所に行くのも有りですが、
たまには無理やり家の周辺を歩きましょう。

決まり切った散歩コースは、
それ以外のルートなら家に帰れないことを教えてしまいます。
コースの変化はことのほか重要です。

このようにして、どこからでも家に帰れることを学ぶと、
家に対する依存度が増していきます、
そして行方不明になる可能性も低くなります。

続く。

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2017年8月 4日 (金)

第381回

炭酸はたーさん(たくさん)飲むで~

暑いので寒~いダジャレから。

とうとう8月、いや、ついに8月と言うべきか、
境目のわからない夏本番がやってきた。
今年に限ったことじゃないけれど、
今年は特にいつごろから夏本番だったのかわからない。
気象庁の発表する猛暑日は7月に入ったらすぐにあったんじゃないかな。
京都あたりは梅雨もあったような無かったような。
セミの鳴き始めは7月の中頃だったから、
こちらはスケジュールを守っている感はあるが、
気候、とくに気温はやりたい放題な気がする、
とうとう天罰でもくらったか、人類。

しかしこうも暑いと炭酸飲料がうまい、
そんなにきっぱりと言うならここはビールがうまい、になるんだが、
残念ながらビールは飲めないのだ。
ビールだけじゃなくて酒類がダメ。

生まれて初めて飲んだ炭酸はもちろんラムネだ。
妙な形の瓶で、ビー玉で栓をした、
専用の道具でその栓を開けるのに少しビビりが入るそのラムネだ。
昭和っ子の常識だと思うが、知らない人いるんだろうか。
そういえば、近所のおっちゃんは(きっと若いんだろうけど、25歳ぐらい)
人差し指でラムネの栓を開ける名人だった。(ちなみにビールの栓も歯で開けてた)
そんなラムネだが、美味しかった記憶はないなぁ、
「なにこれ、辛っ」みたいな。
やっぱり炭酸飲料は大人の味、だったんだと思う。
もちろん、後のコーラも美味しいとは思わなかったし。

サイダー、ファンタ、チェリオ、ミリンダ、リボンシトロン、スコール、
懐かしい~って、ミリンダ以外は今でもあるし。
これらが出てきたころはもう少年だったから、
すっかり炭酸飲料の虜になっていた。

この次に出会った炭酸飲料は、
喫茶店やレストランでしかお目にかかれなかったソーダ水だ。
ソーダ水は緑色のメロンと赤色のイチゴがあったけれど、
圧倒的に人気はメロンだったと思う。
ちなみにクリームソーダは別格で、
特別な時にしか注文できない夢の夢。

ありとあらゆる炭酸飲料が出回っている現代、
最近は究極の選択なのか、炭酸水だけが販売されている。
以前はハイボールなどの「割る」用だったが、
今販売されているのはストレート飲み用のようだ。
レモン果汁が入っているものもある。
つまりミネラルウォーター代わりなんだろう。
ダイエットなんかの健康志向もこの流行を手伝っていると思う。

流行に押されて、もあるけれど、ちょっと興味があったのでいろいろと買って飲んでみた。
ほー、いける、印象が一変した、美味しいと思う。
果糖ブドウ糖液糖が入ってないからすっきりしている。
勝手な言い分だが、炭酸水にハマりそうだ、いやハマった。

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ほとんどはストレートでいただくが、
たまにメロンソーダにしてみる。
この味、懐かしくって半泣きになる。
アイスクリームをトッピングしてクリームソーダにしたら本泣きするかも。
強炭酸水はペットボトルがパンパン、破裂しそうで怖い。
「ただの炭酸水」ってネーミングがいかにもコープらしい。
ほーあのウィルキンソンもか、
思い出した、ウィルキンソンの面白話、

続く…つづく、なっ!!

犬が車に轢かれる時

随分と長く車に乗っていますが、
今までに犬や猫などの動物を轢いたことはないです。
もちろん十分に注意をしていますが、
避けられない事態に遭遇するかもしれませんし、
もしそうなったときの対処も準備していますが、
本当に対処できるかどうかは不安です。
よって、やはりそう言ったことが起きないように、
安全運転に努め、天に祈るしかありません。

今回の話は犬だけのことではありませんが、
代表して「犬」として話しましょう。

犬の命は「軽い」です。人と平等ではありませんね。
このことは犬を飼っている人には重くのしかかっています。
あえて言いますが、「虫も人も命は同じ」と言う話ではありません。
それは神の領域ですから、そんな話には凡人は責任が持てません。
そうではなくて、少しでも犬たちの命を尊重しよう、と言う話です。

重くのしかかるとは、その軽い命の扱いにたくさんの矛盾を覚え、
そして妥協しながら最善策を準備して犬を飼っているということです。
例えば、ここでよく話すことですが、「犬には救急車がない」とかです。
この妥協の中には「自分ところの犬優先」と言う考え方も含まれます。
事態が発生したときに、ほかの犬を犠牲にしてまでも、
助けるのは自分ところの犬、と言うことですが、
この思い方は当然のことであって、正しく、心に負担を持つべきではありません。
このことは話の最後にもう一度出てきますので、
しっかりと覚えておいていただけたらと思います。

以前に比べて犬の交通事故を見ることは減りました。
(猫は相変わらずたくさん目撃しますが。)
それは、たぶん、飼い主さんのマナーが向上したからだと思います。
散歩中のリード管理や家からの脱走防止策などです。
田舎のほうへ行くとまだまだ放し飼いの犬が多いので、
たまにそういったところをドライブすると、
道路わきを歩いている飼い犬にヒヤッとすることがあります。
そういった意味では、野良犬も車に轢かれていそうです。

しかし、犬の性質をよく考えると、
彼らはあまり車に轢かれない動物だと思うわけです。
怖がりで、注意深く、頭がよく、無鉄砲なことはしない、
それによく考えます。
例えばそこそこ車の交通量が多い交差点でも、
安全に渡りきることができるのではないかと思うわけです。
ここらあたりは猫とは少し違うのではないでしょうか、
猫は頭が悪いとか、無鉄砲であるとか言うことでありません。
猫には犬にはない俊敏性があり、とても優れていると思います。
しかし、その俊敏性のせいで事故にあっているのではないかと。
実際、間一髪で目の前を横断する猫に何度も遭遇したことがあります。

それでも、犬やそんな猫でさへ車に轢かれてしまうのは、
轢く側の人に問題があるのでは、と考えてしまいます。
普通以上に犬の命を軽く見ている人がいるはずです。
彼らは走行中、前方に犬が道路を横断していてもブレーキを踏みません。
なぜならブレーキを踏む理由がないのです。
軽い犬の命ですから「車の前を横断する奴が悪い」となるわけです。
もちろん、犬をひき殺してみたい、などとは思っていませんが(思ってたりして)、
一瞬の計算で自分の車にダメージが起きないこともわかっています。
そう考えると、大型車の前を横断したことは不幸かもしれません。

犬がパニックに近い状態なら急に飛び出すこともあるでしょう、
それは仕方がないことかもしれません。
しかし、きっと多くの犬が車に轢かれている状況は、
おそらく車の運転者の判断で避けることができたのではないでしょうか、
と思うわけです。
人の交通事故のように検証しませんから事実は闇ですが、
どう考えても回避できたのでは、と確信を持ってしまいます。

もし、深夜に前方の左側を幼児さんが歩いていたら、
などと言うたとえ話はしませんが。

さて、ここでちょっと意地悪な質問をしましょう。
これは実際に私が体験したことです。
少し大きな比較的交通量の多い交差点で、犬が車に轢かれていました。
交差点の中央だったので、渋滞が発生していました。
轢かれた犬の横をゆっくりと通過する羽目になっています。
中型の白い雑種で血を流していますが、まだ息はあります。
しかし、どう見ても助かりそうな気配ではありません。
轢かれてからまだ十数分と言ったところでしょうか。
飼い主さんらしき人は近くにいませんでした。
窓からその光景を見ながら、交差点を通過していきます。
その時、一人の男性がその犬に駆け寄って、
背中をひっぱって、道路の端っこに寄せました。
血の跡が道路に残ります。
その男性は犬を端っこに寄せると、止めてあった自分の車に乗って立ち去りました。
私はその一部始終をやがてミラーで見ながら通り抜けました。

もしここに遭遇したらみなさんどうしますか?
こんな状況じゃなくてもいいです。
犬が目の前で轢かれたら、飼い主さんがそばにいたら、
もしあなたが犬を轢いてしまったら、その犬を保護しますか?

私は状況による、などと言ってこの答えから逃げます。
自分ところの犬なら間違いなく保護するでしょう、当然です。
でも、よその犬はやっぱり、難しいかもしれません。
同じ犬なのに命の重さに差をつけてます。
そして、心に負担を持たないように考えてしまいます。
しかし同時に躊躇なく保護するかもしれません。
血まみれの犬を抱きかかえて自分の車に乗せるかもしれません。
すくなくともそういった覚悟だけは持っています。
実際にできなければ、そんな覚悟は何の役にも立ちませんが。

だから、余計に安全運転を心がけます。
道路の端を犬と散歩している人は幼児さんレベルの安全配慮をします。
というと、きれいごとのエエカッコしいになってしまいますが。

ただ、猫の飛び出しには急ブレーキを踏みますので、
私の後ろを走るときはしっかりと車間距離を取ってください。

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