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2017年7月28日 (金)

第380回

夏の野菜

と、言えばキュウリでしょう。
いやいや、ナスビじゃないですか、
おーっと、トマトを忘れちゃいかんですな。
あと…なんだ、オクラとか。

夏野菜はいい、うまいだけじゃなくて、いい思い出がある。
夏休みは近所の神社で行われるラジオ体操に毎日通った。
歩いて10分ほどだから、子供の足ではけっして近くはないが、
田畑の中のあぜ道を通うのが楽しみだった。
そんなに早くはないが一応早朝なので、朝一番の人の歩きとなって、
あぜ道を一歩進むごとに蛙が数匹田んぼの水に飛び込んでいく。
なぜか均等に左右に、少し時間差がありながらポチャ、ポチャ、と。
それが一反の辺の端まで続き、辺が畑に差し掛かると音は止み、
また田んぼになれば蛙が飛び込む。

その畑では祖母が野菜を作っていて、
キュウリを一本ちぎって、かじりながらラジオ体操に向かう。
帰りはトマトをもいで食べながら帰ってくる。
農薬は使ってない、肥料も最も自然な「あれ」の時代。
洗わずに服でこする。
それにキュウリはトゲのない品種だった。
冷やしてないし、塩もマヨネーズもないけど美味かった。
けっして行儀がいいわけではないが、楽しかった。

と言うことで、あれから50年ほど、
家庭菜園でトマトを育ててみた。
もちろん朝一番にもいで食べるために。
昔と違って品種はいろいろとあるけれど、
小粒の品種の苗を鉢植えにした。

なんか、トマト専用の土、みたいなのもあって、
誰でも簡単に育てられる、ってうたい文句。
しかも、この苗も土もデルモンテが販売している。
へ~、じゃカゴメもそう言うの作っているかも。

Img_1802

いい感じ、いい色になってきた。
もう食べれると思い、もいで食べてみた。
もちろん朝一番に。
なんと、この味……すっぱ、
しかも皮が固っ。コキって言う。

まだ熟してないのかと思い、
その後の実はしっかり時間をかけていたら、
いつの間にかまたヒヨドリにやられた。
やられるぎりぎりを見計らって食べてみたら、
やっぱりすっぱい。

ん~、難しい、簡単ではなかったトマトの栽培。
鉢植えじゃなくて直植えしたら美味しくなっていたかも、と思うが、
オス犬たちのおしっこまみれになるからな~、
肥料になるって?
ダメですね、新鮮なおしっこは、
その手の肥料は一度発酵させて熟成させないと。
ラジオ体操に行くあぜ道の畑の横には、その熟成場所があったな、
肥溜めって言う?、
ここだけの話、実は一度そこに落ちたことがある。

Img_1806

フリースタイルの演技
ディスクスローについて最終回

スローの特性を生かす。

フリースタイルは魅せる競技ですから、
その中で使用されるスローもスタイリッシュでなければなりません。
もちろんそのスタイリッシュさの中には、
ユーモラスであったり、アクロバティックなものも含まれますし、
そのスローに移る前段階の動作や、
スローのあとの余韻のような部分までを指します。
これらは当然演出的効果の占める割合が大きいのですが、
技術的効果とあわせて、実際に飛行しているディスクのスタイリッシュさが基本となり、
そのスタイルを効果的に見せています。
よって、飛行しているディスクがそのスローの特性を表していないと、
完璧なスローとは呼べないことになります。
事実、スロー形式とそぐわない飛行形態を見せた時には、
汚点のないスローであっても、どこか物足りなさが付きまといます。

それぞれのスローの特性については、所々で解説してきましたので、
上記の性質をあてはめながら実技に取り入れていきましょう。
そして、もう一つ重要な要素「風」について考えてみましょう。

風はスローの特性に最も影響を与えます。
技術的な心情の話として「風と仲良くしましょう」などと言われますが、
風対策はそう言った種類のものではありません。
あくまでも技術的な対処が必要です。
リラックスして落ち着いたからと言って、どうにかなるものではないのです。

技術的な対応ですから、まずは風を知ることから始めます。
風は無ければ良い、と言うことではありませんね。
ある程度以上の風は対策すらありませんが、
全くの無風ではディスクのスロー特性は現れてきません。
これはフライングディスクそのものが「風ありき」で開発されているからです。
もし、「風ありき」でないとしたら、
フライングディスク関係のスポーツはすべてインドアになっていたでしょう。

そのスタイルからのスローが、どういった風に対して特性を維持できるかを、
瞬間に判断できて、かつ実行に移せることが大切です。
風に対する特性を知るためには、
風の中で練習すれば簡単に身につくでしょう。
ただし、やみくもに風の中で投げるのではなく、
計画的な検証が必要です。

実際のプレーの中では、勘違いや間違い、あるいは急な風向きの変化に対して、
スロー形式の変更、またはスローする方向の調整で対処します。

スローはそれぞれの人の個性があって、
特性を生かす風の方向を、一概に決めることができませんが、
大まかな範囲で解説しますので、
参考にしていただいて自分なりのベストを探っていただけたらと思います。

バックハンドからのエアバウンド
意外にも追い風以外は対処できます。
向かい風はベストですが、左右どちらの横風に対しても、
ディスクは前が持ち上がった斜になりますが、
左右の傾きがないためと考えられます。

バックハンドからのストレートスロー
向かい風以外は微妙な調整が必要です。
リリースポイントの高さと角度によって対処します。
向かい風は低いリリースポイントからわずかに上昇するように。
追い風は地面と平行フラットになるように。
横風はディスクの裏側に風を巻き込まないように角度を付けます。

フォアハンド
追い風はかなり厳しいです、
リリースポイントが低いために自然と前が持ち上がった形で飛行するためです。
向かい風には最も適していると言えます。
横風は、ほとんどの場合リリース時のディスクの傾きが、
利き手側が裏になることが多いので、
必然的に利き手と反対方向の風に弱くなります。

オーバーハンド
リリース時にディスクがフラットになっていることが多いので、
全方向の風に有効になります。
ただし、風の強さにより、座るなどしてリリース高さを調整する必要があります。

以上4種類のスロー形式についての解説ですが、
他のスタイルでも検証してください。
風の強さの定義は、
特別に対策をしなくてもディスクが飛行できる強さです。
もっと強風な時の対策は、全く違う話になります。
そのことも含めて次週からの「ルーティーンを作る」の項目で、
「風対策」がありますので、その項目で解説します。

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