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2017年7月

2017年7月28日 (金)

第380回

夏の野菜

と、言えばキュウリでしょう。
いやいや、ナスビじゃないですか、
おーっと、トマトを忘れちゃいかんですな。
あと…なんだ、オクラとか。

夏野菜はいい、うまいだけじゃなくて、いい思い出がある。
夏休みは近所の神社で行われるラジオ体操に毎日通った。
歩いて10分ほどだから、子供の足ではけっして近くはないが、
田畑の中のあぜ道を通うのが楽しみだった。
そんなに早くはないが一応早朝なので、朝一番の人の歩きとなって、
あぜ道を一歩進むごとに蛙が数匹田んぼの水に飛び込んでいく。
なぜか均等に左右に、少し時間差がありながらポチャ、ポチャ、と。
それが一反の辺の端まで続き、辺が畑に差し掛かると音は止み、
また田んぼになれば蛙が飛び込む。

その畑では祖母が野菜を作っていて、
キュウリを一本ちぎって、かじりながらラジオ体操に向かう。
帰りはトマトをもいで食べながら帰ってくる。
農薬は使ってない、肥料も最も自然な「あれ」の時代。
洗わずに服でこする。
それにキュウリはトゲのない品種だった。
冷やしてないし、塩もマヨネーズもないけど美味かった。
けっして行儀がいいわけではないが、楽しかった。

と言うことで、あれから50年ほど、
家庭菜園でトマトを育ててみた。
もちろん朝一番にもいで食べるために。
昔と違って品種はいろいろとあるけれど、
小粒の品種の苗を鉢植えにした。

なんか、トマト専用の土、みたいなのもあって、
誰でも簡単に育てられる、ってうたい文句。
しかも、この苗も土もデルモンテが販売している。
へ~、じゃカゴメもそう言うの作っているかも。

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いい感じ、いい色になってきた。
もう食べれると思い、もいで食べてみた。
もちろん朝一番に。
なんと、この味……すっぱ、
しかも皮が固っ。コキって言う。

まだ熟してないのかと思い、
その後の実はしっかり時間をかけていたら、
いつの間にかまたヒヨドリにやられた。
やられるぎりぎりを見計らって食べてみたら、
やっぱりすっぱい。

ん~、難しい、簡単ではなかったトマトの栽培。
鉢植えじゃなくて直植えしたら美味しくなっていたかも、と思うが、
オス犬たちのおしっこまみれになるからな~、
肥料になるって?
ダメですね、新鮮なおしっこは、
その手の肥料は一度発酵させて熟成させないと。
ラジオ体操に行くあぜ道の畑の横には、その熟成場所があったな、
肥溜めって言う?、
ここだけの話、実は一度そこに落ちたことがある。

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フリースタイルの演技
ディスクスローについて最終回

スローの特性を生かす。

フリースタイルは魅せる競技ですから、
その中で使用されるスローもスタイリッシュでなければなりません。
もちろんそのスタイリッシュさの中には、
ユーモラスであったり、アクロバティックなものも含まれますし、
そのスローに移る前段階の動作や、
スローのあとの余韻のような部分までを指します。
これらは当然演出的効果の占める割合が大きいのですが、
技術的効果とあわせて、実際に飛行しているディスクのスタイリッシュさが基本となり、
そのスタイルを効果的に見せています。
よって、飛行しているディスクがそのスローの特性を表していないと、
完璧なスローとは呼べないことになります。
事実、スロー形式とそぐわない飛行形態を見せた時には、
汚点のないスローであっても、どこか物足りなさが付きまといます。

それぞれのスローの特性については、所々で解説してきましたので、
上記の性質をあてはめながら実技に取り入れていきましょう。
そして、もう一つ重要な要素「風」について考えてみましょう。

風はスローの特性に最も影響を与えます。
技術的な心情の話として「風と仲良くしましょう」などと言われますが、
風対策はそう言った種類のものではありません。
あくまでも技術的な対処が必要です。
リラックスして落ち着いたからと言って、どうにかなるものではないのです。

技術的な対応ですから、まずは風を知ることから始めます。
風は無ければ良い、と言うことではありませんね。
ある程度以上の風は対策すらありませんが、
全くの無風ではディスクのスロー特性は現れてきません。
これはフライングディスクそのものが「風ありき」で開発されているからです。
もし、「風ありき」でないとしたら、
フライングディスク関係のスポーツはすべてインドアになっていたでしょう。

そのスタイルからのスローが、どういった風に対して特性を維持できるかを、
瞬間に判断できて、かつ実行に移せることが大切です。
風に対する特性を知るためには、
風の中で練習すれば簡単に身につくでしょう。
ただし、やみくもに風の中で投げるのではなく、
計画的な検証が必要です。

実際のプレーの中では、勘違いや間違い、あるいは急な風向きの変化に対して、
スロー形式の変更、またはスローする方向の調整で対処します。

スローはそれぞれの人の個性があって、
特性を生かす風の方向を、一概に決めることができませんが、
大まかな範囲で解説しますので、
参考にしていただいて自分なりのベストを探っていただけたらと思います。

バックハンドからのエアバウンド
意外にも追い風以外は対処できます。
向かい風はベストですが、左右どちらの横風に対しても、
ディスクは前が持ち上がった斜になりますが、
左右の傾きがないためと考えられます。

バックハンドからのストレートスロー
向かい風以外は微妙な調整が必要です。
リリースポイントの高さと角度によって対処します。
向かい風は低いリリースポイントからわずかに上昇するように。
追い風は地面と平行フラットになるように。
横風はディスクの裏側に風を巻き込まないように角度を付けます。

フォアハンド
追い風はかなり厳しいです、
リリースポイントが低いために自然と前が持ち上がった形で飛行するためです。
向かい風には最も適していると言えます。
横風は、ほとんどの場合リリース時のディスクの傾きが、
利き手側が裏になることが多いので、
必然的に利き手と反対方向の風に弱くなります。

オーバーハンド
リリース時にディスクがフラットになっていることが多いので、
全方向の風に有効になります。
ただし、風の強さにより、座るなどしてリリース高さを調整する必要があります。

以上4種類のスロー形式についての解説ですが、
他のスタイルでも検証してください。
風の強さの定義は、
特別に対策をしなくてもディスクが飛行できる強さです。
もっと強風な時の対策は、全く違う話になります。
そのことも含めて次週からの「ルーティーンを作る」の項目で、
「風対策」がありますので、その項目で解説します。

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2017年7月21日 (金)

号外

生態系の保護に物申す。その4

この話は先週で最後のつもりでしたが、
今週になってとんでもないニュースが入ってきたので、
もう一回やることにしました。
こんな話をして、すぐにこんなニュースがあるか、しかも地元で、
と言うほど、怖いぐらいのベストタイミングです。

このニュースを知っている人も、知らない人も、
簡単にスルーさせないで、これを機にしっかりと考えてみましょう。

まずは記事を。リンク

Photo

どうですか、ちょっと衝撃的ですね、いろんな意味で。
ちなみにこの地域のことはよく知っています。
生まれも育ちも宇治っ子ですし、
目撃されたとされる場所も十分に土地勘があります。
カブトムシがよく捕れる場所でね、
子供のころからよく通ってました。

そう言えば、3年ほど前ですが、
そのあたりの山林で犬たちの散歩をしているときに、
鹿の白骨化している死体をみたことがあります。
それが今回のように野犬の仕業なのか、猟師による駆除なのかはわかりませんが、
確かに鹿が出没する地域には違いありません。
鹿だけじゃなくておサルさんもイノシシも出ますが。

さて、まず最初に感じたのはヤラセの可能性ですね、
こんなことを言うと大問題なのかもしれませんが、
経験上、無くもないかと思っています。

飼い犬に鹿を襲わせる、そんな人いるだろうか、
そう問われて、「絶対にいない」と言い切れないところがあるのも事実ですね。
犬飼の中にはこういった願望を持っている人はけっこういます。
そういう人は間違いなく勝てる(相手が小さい犬)ドッグファイトも好きです。
特に男性で強いものにあこがれを持つ人が、
それっぽい犬を持つと、攻撃的な衝動に駆られる時があるようです。
例えば猫を追いかけさせるとか。
実際に猫を追いかけさせて楽しんでいる飼い主さんを見たことがあります。
別に野良猫の駆除とかではないんですが、
本当に軽い気持ちでそういうことをしているようです。
必死の形相で逃げ惑う猫を見るのが面白いんでしょうね、
もっとも犬が猫を捕まえられるとは思えませんが、悪趣味もいいところです。
極端なことは省き、そう言った心情になる人は多いようです。
鳩の群れに石を投げたり、とか。

撮影者とは別の人が自分ところの犬に鹿を追わせているのかもしれないし、
それがたまたま、いつもなら鹿が逃げ切るんだけど、
今回は捕まってしまった。(小鹿だったようなので)
それをたまたま見てる人がいて、撮影して通報した。
わからないですよ、真実は。
だけど、自分で撮影して通報はしないでしょう。

ヤラセかどうかは今後の捜査次第となりますが、
普通に考えたら警察関係でも、犬を飼っている人が、
こういった心情を持っていることがあるとは思わないでしょう。

ヤラセじゃないとしたら、もうちょっと見えてくるものが違いますし、
その真実はやはり衝撃的になります。
まぁ、他の目撃情報もあるわけですが、
そこの信ぴょう性は何も書かれていないのでわかりませんが、
そもそも新聞は裏をとってからしか記事にしないから、
やっぱり真実なんでしょうか。

写真を見る限り本物のシェパードですね、
しかも黒が多いから、いわゆるショータイプではなく、
警察犬関係のシェパードかと思われます。
だからと言って元の飼い主が警察犬関係だとは断言できませんが。

仮にシェパードだとしたら、ほとんどのシェパードは耳に登録番号の刺青があるので、
持ち主を簡単に見つけることができます。
しかし、ちなみに、数年前に新潟で保護されたシェパード数頭は、
刺青の番号がわからないように、耳を切り落とされていました。
この子は耳は普通にあるようですから、シェパードなら登録されていない犬でしょう。

シェパードじゃないとしたら、何かとのMIX犬になるんですが、
この立派な体格と容姿ですから、母犬がシェパードなんだと思います。
ただ、父犬もそこそこの体格でしょう。

野犬であろうと飼い犬であろうと、鹿を襲えるんでしょうか?
答えは簡単です、楽に襲えます。
トイプードルなどの小さい愛玩犬には不可能ですが、
そこそこの大きさの犬だったらそう言った能力は持っていますね。
それは猟犬(犬種はさまざま)の活躍を見てもわかりますし、
実際にはそんなに大きくない猟犬が、
増えすぎた鹿の駆除に活躍しています。
活躍と言う言葉が適切かどうかは難しいところですが、
この事実があまり公にされていないのは、
やはりどこかに問題があるからでしょう。

狩猟能力は犬の優れた部分ですが、
何も教えなかったらその能力を発揮できないのは、
他の犬の優れた特色と同じです。
ただ、この狩猟能力は本能に突き動かされると、
自ら本能的に学んでいきます。
つまり、生きるために食うに困ったら、
本能が目覚めて狩りができるということですね。
だから、あちこちのいろいろな環境下で野犬化した犬たちが生き延びれるわけです。

大きな川の河川敷に暮らす野犬たちが何を食べているのか、
と言ったような生態調査はほとんど行われていないので、その実態は不明です。
普通に考えて5~6頭の群れがいくつもあって、
全員が繁殖できるほどの食料が河川敷にあるとは思えないですが、
あるからこそ数が減らないわけですね。
おそらく考えるに、「そんなものまで」と言うものを食べていると思われます。
魚類はさすがに狩るのは難しいでしょう、
しかし、亀やザリガニなどは獲物になりそうです。
野ネズミや鳥は主食かもしれませんし、
バッタなどの虫類、それにミミズなども食べていることでしょう。

そう言ったことを考えると、
山で野犬化した犬たちが鹿を食料にするのは適当だと思います。
サルは捕らえることができないでしょうし、
イノシシやクマは負けてしまうかもしれません。

写真の犬が山に捨てられたのか、
あるいは逃げてきたのかはわかりませんが、
そこで鹿を襲いながら生き続けていることは、
そんなに可哀想なことではないかもしれませんね。
確かにぞっとする光景ですが、
たくましく生きている姿にも見えます。
襲われた鹿さんは可哀想ですが、
山間部で車に轢かれて死ぬよりはマシかと思ってしまうのはなぜでしょうか。

警察は人に被害が出るかもしれないということで、
注意を呼び掛けていますが、
そう言った事例はどれほどあるのかはわかりません。
河川敷などでは野犬に追いかけられた、噛まれたという事例はありますが、
襲われて殺されたなんてことはあるのでしょうか。
犬に殺傷された事件のほとんどは野犬ではなく飼い犬のような気がします。
ただ、山間部の農地で一人作業をしていて、
野犬の群れに襲われることはあるかもしれませんので、注意は必要ですが、
その注意はそう言った環境を作らないことも含まれますね。

あと、どうでしょうか、野犬が食うに困って農作物を荒らす、ってあります?
イノシシやサルなんかは大きな被害をもたらしていますが、
鹿はどうでしょうか、
各自治体は増えすぎた鹿の駆除に力を入れていますが、
それは農作物への被害なんでしょうか。
たんに数が少ないだけかもしれませんが、
野犬の農作物への被害はあまりないように見受けられます。
まぁ、しっかりとした調査のもとに言ってませんので、
お叱りを受けるかもしれませんが。

以前にお話ししました、「鹿の駆除のためのオオカミを放つ」作戦、
この話の信ぴょう性は確かではないレベルです。
なんとなく見たり聞いたりしたレベルですが、
唯一、聞いたり見たりした人の数が多いことが信憑性になっていますが、
例えば農林水産省などの公の発表ではありません。
しかし、まことしやかに言われるのは、
オオカミが人や農作物を獲物にしないからではないでしょうか、
となると、野犬はどうなんでしょうか。

さて、この写真のワンちゃん、行く末が気になりますね。
群れでいるようですが、全員捕獲は確実でしょう。
捕獲されたらどうなりますか、
保護団体が助けに行くのでしょうか、
あるいは行政は保護団体に保護を依頼するのでしょうか、
それとも群れまとめて殺処分でしょうか。

如何なる被害届はでていません。
ニュースで取り上げられました。
事実を伝えるのがニュースですが、
時にその通りに伝わらないことがあります。
野蛮で危険な獰猛な大型の野犬が、
おとなしい可愛らしい鹿を襲った、になっています。
でも、なんか違う気がしませんか。

問題はこのワンちゃんではなく、
このワンちゃんをこんな目に合わせた人ですよね、
もちろん、そんなことは誰しもわかっている、
今更ここを論じても始まらないし、解決もしない、
だけど、せめて、この部分も伝わるようにしないといけないのでは、
と思いますが、いかがでしょう。

無責任で卑怯な外野からの発言でした。

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2017年7月14日 (金)

第379回

生態系の保護に物申す。その3

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とあるホームセンターの駐車場。
なんでこんなところにハリネズミが…
死んでる?

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ちょっと近づいてみると、
ハリネズミじゃないな、なんだろう?
ここでの「なんだろう?」は、何の生き物なんだろう、である。
すでに生き物と決めつけているところが病気かもしれないが。

Img_1758

なんだこれ、あれかぁ、
なんて言うんだろう、女性が髪をまとめるやつ、
ゴムみたいなリボンみたいな。
しかし、ハリネズミに似てるな、
って、言いたいところだけど、
実はハリネズミのことはちゃんと知らないのである。

アホか、
まぁ、なんとなくはわかるけど、
はっきりとした姿はわからないハリネズミ。
ただ、ここのホームセンターのペット売り場で、
チラッと見たことがあるので、
それでハリネズミだと思った次第だ。
だから、無くもない話ですよ、
実際、ちょっと調べてみると、結構そこらじゅうで売られていて、
(2万~3万だって)
やはり逃げ出したりして、神奈川あたりでは野生化しているそうな。

Hne

比べれば似てない。

さて、生態系の悪影響に加担した話をしなきゃ。
虫です。外国の大型カブトムシ。
息子が小学5年生のころだから、10年ちょっと前になりますか、
全国的に昆虫ブームでして、
それまでは図鑑でしか見ることのできなかった虫たちが、
輸入してもいいことになって、一般販売されたんですね。
農林水産省が輸入を許可したことも問題だとは思うけれど、
そこはそれ、経済界と何らしかのやり取りがあるのは世の常で、
それなりの経済効果があるのなら、環境問題は後回しになるわけです。

当初は非常に高価だったんですが、
ブリーディングに成功するマニアが増えると、
一気に価格が下がって、子供たちのお小遣いでもなんとかなるようになりました。
そんなこんなでもともと虫好きの親ですから、
一気に親子でマイブームとなるわけです。
多い時で、幼虫と成虫あわせて300匹ぐらい飼ってましたから。
そうなると必然的に逃げてしまうやつがいるわけです。
ちゃんと管理していても、想定内の事態と言うか、事故と言うか、
あってはならないことなんですが、数が増えるとね。

Cimg5922
(屋外で写真を撮っているときに飛んで行った)

逃げたのはこの方、コーカサスオオカブトの雄です。
良くはないですよ、だけどメスが逃げるよりはマシでしたが。
我が家は夏の夜にはカブトムシが飛んでくる環境、
つまり里山が近いということ。
交尾が済んだメスが逃げていたら、当然産卵場所を探すところです。
インドネシアの熱帯からやってきたカブトムシですから、
日本の環境では育たないと言われてきましたが、
あれから10余年、その日本も熱帯化してきました。
たぶん、逃げてしまった外国産のカブトムシがいっぱいいるはずです。
となると、時期的にそろそろ野生種が見つかるかもしれません。
えっ?もう見つかっている?
そうか・・・・・
良いか悪いかは別にして、やはり責任感じます。

フリースタイルの演技
ディスクスローについて⑤

いろいろなスローを使ってみよう。

ディスクスローの形を学んだらあとは実践に取り入れるわけですが、
好きなように使えばいい、とは当然なりません。
ルールと言うわけではありませんが、
そのスローの特質を活かした使い方をしないと、
よりよく表現することができませんから、無駄になってしまいます。

そう言った意味では技術的なレベルの安定も重要になってきます。
バックハンドスローが最も得意なスロー形式であるならば、
フォアハンドもオーバーハンドも、
そのバックハンドと同等の精度を持たないと実践で使用することはできません。
また、それらのトリックスローにおいても、
ノーマールなバックハンドスローと同等の精度が必要です。
もし、精度が落ちるとしたら、そのスロー形式を用いる意味がありませんね。
わざわざ精度の低いスローをして見せることは、
「私は技術レベルが低いです」と表現していることになります。
(マジックスローは次元が違いますので、飛行状態は大目に見ることができます)

この考え方は多くのプレーヤーが勘違いするところです。
例として、フォアハンドはフォアハンドを見せるのではなく、
フォアハンドから繰り出されるディスク飛行を見せているのです。
しかし、フォアハンドの形にこだわりすぎると、
最終的な飛行状態まで気が回らず、
フォアハンドを使いこなせた気になって満足してしまいます。
少し厳しい言い方ですが、これは間違いのない事実だと思っています。
よくないフォアハンドからのスローでも、
犬がキャッチに成功すればまだしも、ミスキャッチになったら、
「ちゃんと飛ばせなかったら、フォアハンドしなければいいのに」
とジャッジが見ているのに対して、プレーヤーは、
「フォアハンドしましたから」と言う訴えになっています。
この見え方と思い方の差は大きいですし、
言うなれば、ディスクのスローのことだけではなく、
フリースタイル全般にも言えることで、
あえて言うなれば、この差を埋めることがフリースタイルの考え方とも言えるほどです。

トリックスローなら尚更、になるのも理解できると思います。
「ちゃんと飛ばないのだったら、ノーマルでいいですよ」になるわけです。
だからこそ、それでもそんな恰好をしてでもちゃんとディスクを投げられるから、
トリックスローの存在意義があるわけです。

と言うことで自分でテストしてみてください。
それで得意なスローに甲乙つけがたくなるように練習しましょう。
ただし、そのスローの特性は守るようにしましょう。

ロングスローを投げる必要はありません。
それにトリックスローはロングスローには適していません。
距離は20m、15m、7mでいいでしょう。
最も得意とするスロー形式(例バックハンドとして)で、
各距離にターゲットを設定します。
ベストな飛行状態は、その距離で適度な高さに滞空して停止し、
そのまま地面と平行に落下し、さらに地面が草地なら3回転して止まる、です。

かなり高度な技術なので絶対に実現とは言いませんが、
この精度を意識しておくことは大切です。

概ねできるようだったら、(できなければまずはここから練習)
他の形式、フォアハンドやバックハンド、
あるいはトリックスローでも試してみましょう。
そしてそのスロー特有の軌道は守っていきましょう。

このテストで足らない部分が見つかれば練習すればいいですし、
できるようになるまではルーティーンの中では使用しないほうがいいです。
ずっと完成しなければ、ルーティーンから省いてもいいでしょう。
他のスタイルがたくさんありますから、
自分に合うものをチョイスすればいいと思います。

もちろん引き出しが多いほうがベストですが、
出来る範囲で工夫することもフリースタイルには大切です。

続く。

次回はスローの特性を生かす、です。

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2017年7月 7日 (金)

第378回

生態系の保護に物申す。その2

先週の続きです。
まぁ、それでも生態系の話はあまり偉そうなことは言えませんね。
犬のことですか?犬は大丈夫ですよ、
もちろん地域の固有種はあるけれど、
ほぼ人の手にかかって作られていますから、
北欧の犬が日本に来たところで、
それなりに順応してくれますし、
そのことで柴犬の存在が危なくなったりはしません。

でも、キツネとかの犬属は問題になります。
そう言えばコヨーテとか日本でも住めそうですよ。
もし、コヨーテを輸入することができるとしたら、
一気にそうなるかもしれません。
コヨーテがなつくかどうかは知りませんが、
犬っぽさが魅力的です。
アライグマのように可愛らしくはないのでペット化はしないでしょうが、
必要に迫られてはあり得るかもしれません。

実は鹿の駆除のことなんですが、
生態系を自然に戻すということで、オオカミを野に放つ計画もあるらしいのです。
なんてバカなことを、と思いますが、
いたって真剣に討論しているようです。
まずは日本オオカミの復活、
現存する剥製からDNAを取り出して、クローンを作る。
今でこそクローン動物の話題はないですが、
そこの技術の進歩は目を見張るものになっているでしょう。

次に、諸外国のオオカミの輸入。
一番手っ取り早いと思われますが、
どれも日本オオカミに比べたら大型個体ですから、
そこは懸念しているようです。

そして最後にオオカミに近い犬属の小型のヤツ、
と言うことになって、コヨーテに白羽の矢が立ったのでは。
実際、コヨーテは小型で集団で狩りをする肉食獣、
見た目も犬に似てるし、いいんじゃないの、と。

ただ、コヨーテは犬に似ているからではないだろうけど、
人里に平気で現れるタイプで、住宅地に集団で現れて、
飼い犬を狩るそうだから、それはそれで大きな社会問題になっているそうな。
有名は話では、ビバリーヒルズに住むシルベスター・スタローンの、
愛犬がコヨーテの餌食になった。

Oyo

いいですね、カッコイイですね、
犬だわ、離島にこういう犬いそうな気がする。
でも・・・尻尾が・・・キツネ?

この話の出どころは確信がないし、
空想と予測の域を出ることはないですが、
信ぴょう性はあると思います。
だって、生態系が大問題の日本で元の原因を作ってきたのは、
間違いなくこういった発想からですよ。

ヌートリアは毛皮目的だったし、
食料を補うための動植物もたくさん入れた。
生活目的ならまだしも、
趣味のペットとして入れたものもあるし。
そうなんですよ、
それに加担してしまったんですね、
だから偉そうなことは言えない、ってことなんですが、
そこの話は次週にでも・・・

ちなみに、先週の死骸の写真、
自然史博物館に写真を送って同定をお願いしたら、
なんとイタチの子供でした。
日本に生息しているイタチは二ホンイタチとチョウセンイタチなんだが、
写真だけではそこまではわからないそうです。

ネットの情報は面白い、
こんなの見つけた。コヨーテの話です。クリック、クリック。

フリースタイルの演技
ディスクスローについて④

マジックスローの定義。

マジックスローの定義はありません。
一見、どうやってディスクをスローしたかがわからなければ、
それはマジックスローと呼ぶことができるでしょう。
あるいはどうやってスローしているかはわかるけど、
到底まねできそうになかったら、
それもマジックスローになります。
この考え方は、そのスロー形式をマスターしてしまえば、
その瞬間からマジックスローでなくなるのですが、
より多くの客観性がマジックスローと認めれば、
まぎれもなくマジックスローに定義されます。

なぜにこのように複雑な理論が必要かと言うと、
見栄えを採点する競技であって、
採点する側が公平な見方をする必要があるからです。
最初に見た(採点した)マジックスローが、
種も仕掛けもわかって、見慣れてきたときに、
採点に大きな差が生じるのはやはり不公平になります。
また、時には採点する人がかつてプレーヤーだった場合に、
そのマジックスローを使いこなしていたために、
採点を低くした場合も、公平とは言えませんね。
定義が定かでないものは、審査員の主観になりますから、
その主観には客観性と言う定義が必要なのです。
こういった捉え方は後に出てくる、
パフォーマンスと演出にも当てはまります。

定義がないですからどんなものでもいいのですが、
キャッチは成功しなくても、
ディスクはある程度ちゃんと飛行していたほうがいいです。
そうしないと、スローとしての存在意義がなくなるからです。

マジックスローの性質は、どうなっているか全く分からないといった、
ほんとうのマジックのようなことではなく、
形はわかるけど、どこでディスクをリリースしたかがわからない、と言った程度です。
そして、そう言った性質ですから、実用性はほとんどありません。
この実用性がほとんどない、と言うところが、
キャッチは成功しなくてもいい、と言う発想に繋がります。
複雑すぎてキャッチの成功を引き出す精度を実現するのが難しいだけなのですが、
それでもマジックスローが存在するのは、
技術的なことや、それに伴う精度よりも、
演出やプレゼンテーションでの評価を優先されるからです。
よって、ディスクドッグのトリックの中で、
唯一、成功性が基本に置かれていない「技」になります。
こういった捉え方は面白いところで、
「それは無駄なことでしょ」と言われればそれまでなのですが、
面白味と言うのは実はこんなところにあるのではないでしょうか。

世の中の面白いもの、スポーツだけじゃなくてもいいです、
無駄な、どうでもいいことが真剣に取り組まれていたら、
きっとそんなことがスパイスになって面白味を引き立てていることでしょう。

マッジクスローと認められるもの

見本は動画以外に存在しません。(公開できませんが)
写真でも説得力は持ちません。
それでも文書にしなければならないので、
到底伝わるとは思っていませんが、
皆さんの想像力に期待します。

トリッキーな体勢の途中でスローする。

宙返りをして着地してからのスローではなく、
また、スローしてからの宙返りではなく、
あくまでも宙返りしながらのスローになります。
アクロバティックな動作からのスローです。

複雑な体勢の回転からスローする。

上記、トリッキーな体勢の途中との違いは、
両方、あるいは片方の足が地面についているかどうかになります。
もちろん回転しながらのスローになります。

特異な姿勢の停止状態からスローする。

こちらは逆に動作中ではなく、停止してからスローしますが、
きわめて停止していることが難しい体勢が要になります。
逆立ちやブリッジ、バランス片足立ちなどの姿勢を言います。

スローしていないがディスクが飛んでいる(浮いている)状態。

スラップ(手のひらではじく)、キック(蹴り上げる)、
ボディーロール(片腕から胸を通過して、もう片方の腕を転がる)、
ネイルディレイ(指先でディスクを回す)などになります。

他に見たことがあるけれど、説明できないものと、
まだまだ見たこともなく、知らないスローがあります。
マジックスローは最もオリジナリティを表現できるかもしれません。
それは誰もしたことがないスローを開発できる余地が大きいからだと思います。

続く。

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