« 第373回 | トップページ | 第375回 »

2017年6月 9日 (金)

第374回

びわの収穫

びわ・・・琵琶と枇杷。
始まりは大昔、まずは果物の枇杷。
それに似ているからと(胴の部分が)楽器の琵琶が名づけられたそうな。
でもって、その楽器と似ているからと滋賀県の琵琶湖がその名前に。
ところで、その琵琶湖なんだけど、飛行機もなにもない時代、
周辺のどの山の頂から見ても、琵琶の形には見えない、って知ってた?
もちろん正確な地図ができる何百年も前の話。
じゃあ、どうして?
確かなのは誰かが、何らかの手段で上空から見た、ってこと。
そう、どうやって?っていうのがワンダーな話。

Dsc05338

理由はわからないが今年はビワが豊作だ。
俗に言う「たわわに実る」状態。
(正確には「枝もたわわに実る」だが)
考えられるのは雨とか栄養とかではなく、
樹齢かもしれない。
「桃栗3年、柿8年」というあれ。
本当の意味は違うけどね。

縁起が悪いと忌み嫌われるビワの木だが、薬草効果もある。
あるある話で、
もともとこのビワは種を植えたもの。
子供が小さいときに食べたビワの種を庭に埋めて、
子供の成長と照らしわせる、という話。
だから植えてから20年ぐらいか。
実を付けだしたのは5年ぐらい前なので、
「桃栗3年、柿8年、びわ15年」になる。
そこからさらに5年で、つまり若者から成熟した大人になって、
ことしで「たわわ」状態ではないかと推測する。

Dsc05339

ずいぶんといい色になってきたけれど、
実はまだ収穫には少し早い。
もう少し熟成させたいところだ。

Dsc05342

いい感じのヤツは少しだけ袋掛けしよう。

残りはこの人のおやつとなる。

Dsc01349

Dsc05337

これぐらいなら十分に今食べれそうだ。

けっきょく、イケそうなのがそこそこ収穫。
まぁ、ちょいとばかしスッパイがそれはそれでよし。

Dsc05347

犬は咬む、後述。

先週の内容で終わりはやはりダメですね。
やり直しします。
今、この問題を抱えていて、真剣に犬と向き合っている人には、
ある意味でとても酷な内容でした。
それは「そんなことわかっているから」でもなく、
「もうあきらめました、飼い方を変えます」でもありませんね。
現実はこの瞬間にも、血を流し痛みに耐え、
そして何よりも恐怖心と戦っていることです。

これは多くの人が経験することではありませんね、
もちろん咬む資質のある犬をうまく咬まないように育て、
そのことによって、恐怖心を拭い去った人もいることだと思います。
しかし、そんな人も含めて、今恐怖心と戦っている人とは大きな温度差があります。
もしかしたら、これこそ経験しないと分かり合えないことかもしれません。

ちょっと想像してみましょう、
自分の家の犬に恐怖心を持つということを。
真の愛情から撫でようとしたときに咬まれるかもしれません、
ではなく必ず咬まれます。それもそうとうな力で。
一瞬でしびれ、流血します。病院へ行かなければならないかもしれません。
あなたの幼子が愛犬に咬まれるかもしれません。
それで命を落とすこともあるでしょう。

注釈します。
この想像はDVなどの家庭内暴力と似ていますが、
対象が犬ですから、全く違う内容です。
そちらのことには言及できませんので、
混同されませんように、お願いします。

我が家の犬に恐怖心を持つと言う事が、
どれほど情けなく、重くのしかかることかをわかっていただきたいです。
それが例えば精神的な疾病が起因しているのなら、
まだある程度は納得できるでしょうが、
きわめて正常であり、特別育て方に、あるいは飼い方に不備がないときは、
動揺する心を静めることはとても難しいのです。

不謹慎ですが、地雷という表現を使います。
地雷の埋まっている道をその犬が生きている限り歩くことになります。
専門家に来てもらっても解決しません。
そして今回の私の話は、地雷がありますよ、
その地雷を見つけてください、そして踏まないように歩いてください。
という内容ですから、
今上げた右足を下すそこに地雷がある人には全く無意味なのです。

私が今までに飼ってきた犬の中に地雷犬は一匹だけです。
オスのシェパードでしたから威力のある地雷でした。
でも、彼が地雷犬であることは生後6か月の時点でわかりましたから、
十分に対処できました。
私限定ですが、その地雷の上で飛び跳ねても爆発しないようになりました。
それでも一時も油断できない状態ではありましたし、
もし、私がいなくなったら彼の運命もそこで途絶えさす覚悟でいました。
実際にそうするように家族には話していました。

けっきょく彼は5歳で天に召されることになるのですが、
死因は病死ではなく、手術後の処置でした。(この話は以前に書いたような)
病気になり手術をし、当然入院となるのですが、
地雷犬には入院はできません。
彼を病院へ置いたままにすると、
麻酔が覚めた時にどのような事態になるかはわかっていました。
そして獣医さんの了解のもと麻酔が覚める前に連れて帰り、
家で療養し、通院することにしたのですが、
この移動がよくなかったようです。
完全に麻酔から覚めることなく旅立っていきました。
ほとんど麻酔が覚めてない状態で、
車からおろすのに抱きかかえた時、
反射的に手に咬みついてきました。
当然の行為です、彼がその時平常心でいられるはずもありません。
しかし、彼は犬歯が私の手の甲に触れた瞬間に口元を緩めました。
地雷は爆発しなかったのです。
彼が死んだとき、安堵している自分がいました。
もちろん若くして死んでいますし、
死因が話した通りですから、悲哀でしたが、
地雷がなくなったことには安堵したのです。

これは決して口にしてはいけないことですが、
本当にどうにもしてやれなくて、
家族が傷つくばかりなら、最悪の選択も最悪ではないと思います。
安楽死だけではないですよ、
保護施設に預ける(捨てるではない)、
家で隔離して飼い続ける、などです。
その子を責任をもって飼い続ける末路が、そういったことであっても、
責任をもってのことならやむを得ないと思います。
ですから、「犬は咬む」問題と無縁の人も、
この問題の闇の深さを知り、温度差を縮めて、
最悪ではないその選択に理解をいただけたらと思います。

また、話しましょう。
毎回、同じ話の繰り返しになりますが。

|

« 第373回 | トップページ | 第375回 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/556104/65381966

この記事へのトラックバック一覧です: 第374回:

« 第373回 | トップページ | 第375回 »