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2017年4月14日 (金)

第366回

時節の話題

クモのヘレンが登場する絵本が我が家にあった。
その昔、息子が幼児のころのことである。
タイトルは何だったっけ?‥‥‥忘れた。
話の中身は‥…忘れてない、
え~~っと、たしか、いい話だった気がする、
ヘレンと言う名のクモが出てきて‥…いいことする、
要約するとこんな話。
その絵本以来、我が家ではクモを大切にする風習ができた。
だから家の中はクモの巣だらけだ。
と言っても、ホラー映画に出てくる空き家みたいにはなってない。
冬になって家主が死んだかどこかに行って空き巣になったクモの巣は、
掃除機で吸い取ることにしている。
残っているクモの巣は、
越冬のために冬眠しているクモの姿が確認できるので春まで放置している。

そう、飼ってる、と言えなくもない状態だ。
ただし、エサはやらない。
(エサと言う言い方は犬以外の生き物に使う主義、もちろん人間も)
クモなんだからちゃんと狩りをしていただく。
獲物は小さな飛ぶ虫。
当然、蚊もターゲットだが、何と言ってもこいつがありがたい。
なぜか蚊の多い地域で、犬たちが自由に家と庭を行き来するので、
家じゅうが蚊だらけになる。
すき間から蚊が入ってくるのではなく、
どうやら犬の体にくっ付いて入ってくるようだ。
で、家の中で自由を得た蚊は、今度は人間をエサにしている。

ヘレンがどれほどの蚊を捕まえているかはわからないけれど、
蚊のシーズンが終わったときの、
ヘレンの家を見ると体液を吸われた虫の死骸が天日干しされていて、
少しばかり狩りの成果を見ることができる。

Img_1502

2月ごろの撮影、階段の踊り場の壁の角、冬眠中のヘレン、
大きさからしてたぶん幼齢か、
真ん中の黒い粒みたいなやつ。
周りに食べかすが残っている。
これじゃわからないので拡大。

Img_1504

右側は脱皮の抜け殻。

もう一つ。

Img_1506

キッチンの小窓のところ、トースターの裏。
こちらは巣ではなくなぜかそのままチョコンと冬眠。
死んでる?ちょっとさわるとかすかに動く。

Img_1612

それから2か月、桜が咲いた。
そしてふと見るといない、ん?どこへ行った?
食べカスが同じだから同一場所の証拠になっている。
行動的になっているのだから無事に冬眠から覚めたようだ。
実は冬眠は安全ではない。
まず無防備だから天敵に狙われやすい。
天敵とはその手の天敵だけではない。
たとえば掃除機やほうき、虫好きの幼児も天敵になりうる。
あと、激しい気候変動もそうだ。
この時代、地球温暖化の影響で、冬場の環境が安定しない。
もっとひどいのが家の中だ。
暖房があると春の陽気、就寝前に暖房を止めると一気に極寒のシベリアになる。
暖かいと冬眠から覚めるし、で、また寒くなっても、
すぐに眠たくなるわけではない。
少しづつ寒くなるから眠たくなって冬眠できる。
一気に寒くなると冬眠ではなく凍死になる。
そんなわけで冬眠と言えども油断はできないのである。

Img_1509

もしかしたら、こっちの人はもう死んでいるかもしれない。
ちょんちょんと突いてみるとわかるんだけど、
死んでたら嫌なのでそのままだ。
あと1か月してまだこの姿勢だったら完璧に天国だろう。

桜だけでない春の話題でした。

Img_1629

いちおう桜の写真も(散歩コースの遊歩道)

獣医さんの選び方、その2

産業動物かペット産業か、どちらが正しいかわからないですが、
犬を取り巻く産業が確かに存在していて、
市場規模もそれなりにではなく、非常に大きいです。
動物病院も医療分野とは別に産業分野の側面も持つ、と言うことなのですが、
人間の医療もそうなのだから、産業分野にあることが不適切ではありませんね、
とっても自然なことです。
気持ちとしては医療分野は慈悲の集合体であってほしいと思いますが、
それで成立しないことはみんながわかっていることなのです。

ただ、前述した通り、犬の命は軽い扱いですから、
産業分野の側面においても軽い扱いになっています。
ここも人とは比べ物になりません。

まずは研究からです。
以前に獣医さんから直接聞いた話をしましょう。

「犬の病気は実はほとんどがわかっていない状況です、
なぜかって言うと、たいして研究されていないからです。
研究したいと思っている人がいても、趣味で研究できるレベルではありません。
一つの病気に対してかかる研究費用は人用も犬用も変わりないはずです。
でも予算は限られていますから、
どっちに使うかとなると、絶対的に人の方に使うことになります」

さらに、
「だから、人と犬に共通している病気は研究されますが、
犬にしかない病気はさほど研究されないのが事実なのです」

という話なのですが、妙に説得力ありますね。

たとえば薬を開発したとします、
しかし、膨大な実験と安全と、
肝心の効き具合を徹底して開発できるシステムにはなっていない、
ということですね。
さらに、副作用が多く出ても改善しないでしょう。
むしろアフターケアはほとんどしないのではないでしょうか。

薬品メーカーは開発費に見合う収益が見込めないと開発することはできません。
となると、治療薬よりも予防薬の方が収益が上がりそうです。
治療薬は治ったり死んだりするまでの需要ですが、
予防薬は一生涯を通してですから、市場に出回る数が違ってきます。
人と共有できる医薬品は比較的安全だと言えますが、
犬専用の医薬品は製品としての完成度は低いのではないでしょうか。
批判ではありません、そう言うシステムだからです。

犬専用の医薬品、使う側として簡単にわかるのは予防薬のほとんどですね、
狂犬病予防接種、混合ワクチン、フィラリア症、そして最近はやりのダニ取り剤ですか。
法律に保護され、世間の常識とされ、地域性の指導を受けて、
薬品メーカーに説得されて、自分の犬に投与することになるのですが、
その中身はほとんどの場合説明されません。

ちょっと意地悪して質問してみましょう。
1年に一回を義務づけられている狂犬病予防接種、効力のあるのは本当は何年?
以前は4種だった混合ワクチン、最新は11種、
病名とその症状、ワクチンの有効期限、11種全部言えますか?
フィラリア予防薬とダニ取り薬、どんなシステムでその虫に作用するのでしょうか?

答えは書きません、自分でかかりつけの獣医さんに聞いてください。
先に調べてから聞いたらダメですよ、それはほんとうの意地悪になります。

狂犬病の予防接種がもし一生涯有効だとしたら、随分とお金が助かりますね。
混合ワクチンは種類が増えるほど高価になります。
フィラリア感染症はもしもの対策として前後一か月をプラスされます。
ダニ取り薬は最近ですね、
ということは昔の犬たちはマダニからの感染症でたくさん死んでいたのでしょうか。

どうですか、気が付かれましたでしょうか、
そうなんです、たぶん、間違いなく犬用薬品メーカーの売り上げのほとんどは、
この4つでしょう。
儲けてはいけないという話ではありませんよ、
必要な産業なのですから、
良いもの作ってどんどん儲ける、いいと思います。
ただ、使う側がしっかりとその薬についてわかってないといけない、
ということです。
知らない犬に与えるのではなく、自分の犬に与えるのですよ、
全面的に信用するとかじゃなく、正体を知っておくのは責任だと思います。

今回は薬品メーカーの産業的関わりの話でしたが、
次週は獣医さんそのものの産業的関わりについて話しましょう。

続く。

余談ですが、ワクチンでアレルギーを起こして死んでる子いますよ、
多いか少ないかはわかりませんね、
それに因果関係を突き止めるのも難しいでしょうね、
なんたって、強烈なワクチン4種類同時に摂取するときがありますからね、
6月とかそうなんじゃないですか、
自分に当てはめるとそれは嫌ですね、
せめて一か月に1本ぐらいにしてもらいたいです。

余談その2、
薬品メーカーは犬で生体実験つまり、犬体実験してるんかな、
してそうな気がするけど、
やっぱ神の領域ですな、そこは。

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