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2017年3月10日 (金)

第361回

500円玉でグキっ!。

とうとう腰痛持ちになってしまった。
「持ち」だから「まんせいてき」になるんだろうな。
と、つい、この「まんせいてき」に比重を置いてしまうのが不思議な感じだけれど、
漢字で書くと「慢性的」だから、これはちょっとばかし怖い感じがする、
重症のような、もう治らない的な、老化への加速のような。

今は重症じゃない、日常生活にも支障はないし、重いものも持てるし。
違和感は確かにある、何と言うか「凝ってる」感じがする。
それよりもやはり「まんせいてき」が耳の奥で何かをつぶやいている。
「まんせいてき」だからな、いつ来るんだろうかと気が気じゃないぞ、って。

思い起こせば腰痛さんと最初に出会ったのは20年ほど前になる。
原因は35㎏のジャーマンシェパードが、
2m先から背中に飛び乗ってきた時だった。
そのまま倒れ込んでしばらく起き上がれなかったのを覚えている。
針治療でほぼ一瞬で完治した、処置が早くそれに若かったし。

それから15年ほどは付き合いがなかったな、
お互いに忙しかったし、会う暇もなかった。
だからもう腰痛さんのことはほぼ忘れていいた。

またちょくちょくと会うようになったのはここ5年ぐらい、
再会してしばらくは照れがあったのか、
頻繁に会うことはなかったし、ちょうどいい関係の距離だったと思う。
だってしばらく会わないうちに、二人とも生活環境も変わったしね、
それに言いにくいが年齢も重ねると思いもまた変わる、
あの時のままと言うわけにはいかない。

それがどうしたことか、
ここのところ1年ぐらいは、以前にもまして会うようになった。
ちょっとしたきっかけで、無理をしている自覚はない、
それに今更、会いたいなんて言える年でもない。
でもやっぱり心の奥で惹かれあっているのかもしれない、
忙しくてちょっと無理をすると会いに来てくれる。
特に力仕事が続いた週末には必ず一緒にいるようになった。

たぶん完治はしないと思う。
それで少し良くなったら、安静を無視して動くのでまたぶり返す。
そんな繰り返しか、そして一生をともにすることになるのだろうか、
と思っている。

Low_back_pain

先日、スーパーでかなりご年配の方が、
目の前で500硬貨を落とされた。
運悪くその500円硬貨は段ボールごと陳列されている商品の、
段ボール箱と段ボール箱の幅が20cmほどの隙間の奥に転がった。
奥行きはそこそこあるが手が届かないほどではない。

当然その方は500円硬貨を拾うとするが、
お膝が悪いらしく、しゃがむことが困難なようだった。
杖を持っておられたので、その杖で掻きだそうとするが、
平べったい500円硬貨だからそれも難しい。

「拾いましょうか」と声をかけると、
丁寧に「お願いします」とおっしゃるので、
それじゃ、ということでまずはしゃがんだ。
そして隙間に手を入れるが、これが意外と深い。
上から?無理、段ボール箱が縦に三つだから届かない。
見えているからもう少し、肩が斜めに段ボール箱にあたる。
首は横向きになった。もう少し‥‥力を入れた、
陳列が崩れそうだ、ダメ、バランスを崩した、
後ろ向きに転ばないように左手の指が踏ん張る、
陸上100mのスタートの時のように。
届いた、500円硬貨の端っこに人差し指が乗かった。
グイッと引っ張ると500円硬貨は見事にグーの中に。

その瞬間、来た、グキっ!
確かにこの姿勢は来そうだった、
500円硬貨の重さの問題ではない、
無理な姿勢がそのあたりの筋を伸ばしている。
だけどよりによって、こんな時に会いに来なくても‥‥

肩だけを持ち上げて500円硬貨をその方に渡した。
当然スッーとは起き上がれないが、
ここは何としてでも、起き上がらないとかっこ悪い。
力が入らない、あと3秒ほどでバレる。
膝に手をついて無理やり起き上がった。激腰痛痛(痛が並ぶとすごく痛そう)。
セーフ、たぶんセーフ。平静を装う。歩くのは無理。今しばらく。
ご年配の方、「もう行ってくださいよ」と思っているが、
動く気配なし、そして一言「大丈夫ですか?」。
やっぱりバレてた。

まぁ、こんなこともあって、俗にいう、
「うまく付き合っていけばいいんじゃないですか」となるわけだ。

Reca

腰痛持ちの先輩が、
腰痛に効くレカロシートを買ったって自慢していたので、
仕方がなく試乗してやったら、驚いた、何という座り心地だ。
これならきっと腰痛も治るかもしれない、と思った。
レカロはレーシング用だけではなく、
腰痛治療シートとしても有名なのだ。


フリースタイルの演技
ディスクマネージメントの極意その7

脱、捨てスローの実現。

捨てスローに見えなければいいわけですから、
それほど難しく考える必要はありませんし、
特別な技術が必要なわけでもありません。
見え方を工夫するだけで十分に対応できます。

スローイングの形式
スローイングの形式はしっかりと利用しましょう。
横向きのバックハンドスローは距離にかかわらず、
単独だと全てが捨てスローに見えてしまいます。
その理由はあまりにもオーソドックスだからです。
バックハンドスロー自体はお手軽ではありませんが、
フリースタイルの中にあっては見事に無個性になってしまいます。
まったく同じシチュエーションであっても、
フォアハンドスローなら全く違って見えるから不思議です。
その理由はおそらく一般的でないからです。
一般的でないからスタイリッシュに難しく表現できますし、
それはスローそのものを表現するわけですから、
結果、投げた後にディスクを回収しても、
ディスクを回収するための捨てスローだとは見えません。
同じ効果で、バックハンドスローだけれども、
飛び方の違うエアバウンドやスキップスロー、ローリングも効果的です。

プラスワンパフォーマンス
仮にバックハンドスローでも、
犬たちが何かパフォーマンスをすればもっと効果的に見えます。
それほどたいそうなものでなくていいです。
むしろ軽微な方が効果的です。
たとえば、バックプラント(背中載せ)のような、
単独で表現できるような大技の類は、
それ自体が目立つので、その後のスローは少しかすんで見えます。
その点、エイト(8の字股くぐり)や、
スルーチェンジ(足の間をスルーさせて、同時にポジションチェンジする)は、
軽微がゆえにのちのスローをアシストできます。

スローコンビネーションを利用する
コンビ―ションスローを用いて、捨てスローから脱却します。
表現するのはあくまでもスローコンビネーションです。
そこにたまたまディスク回収できる余裕が生まれた、と言う設定です。
コンビネーションが見せどころですから、バックハンドスローは利用可能です。
トスからのスロー、短スローから長スロー、
あるいは逆方向にビハインドスロー(後ろ向きスロー)なども使えます。
また、タイミングが適切であれば、
トリックからのスローも効果的です。
よくある例がバックボルトからのスローです。
犬が着地すると同時に次のスローが飛んでいます。

適切なドッグコントロール
バック行進などの高度なことをする必要はありません。
しかしせがむような仕草は控えるべきです。
それはドッグコントロールが不足しているように見られます。
先ほどの、プラスワンパフォーマンスとは少し意味が違います。
犬の自然な行動もコントロール下にあることを見せるのです。
そうすることによって、そのスローも全体のバランスの中の一部として、
捉えられますから、必要なこととなり、捨てスローの目から離れます。
軽く座らせたりはいいと思います。
そして非常に効果が高いのはライダウンです。
一瞬のライダウンの後のバックハンドスローも、
捨てスローには見えないでしょう。

見られ方をサポートする。
スローの後にアクションを加えて、そのスローをアピールします。
投げた後にステップワークで移動したり、
その場でスピンしたりすることによって、
「主たる目的はディスク回収ではありません」をアピールします。
これは「すぐにディスクを拾わない」と似ています。
先に拾いたいディスクまでの半分を移動しておく、
と言うのも見られ方の工夫に入ります。
見ている人の予想を裏切り関心を誘う、になります。
極端な例ですが、一枚のディスクを拾うのに、
スローしてからそこへ移動して拾うのと、
移動してからスローして、そしてディスクを拾うのでは印象が違います。
また、全般に言えることですが、堂々と演技する事も重要です。

以上のようなことを実現すると、
それは捨てスローには見えませんね、
その時に必要なスローで、それはルーティーンの重要な一部だと見えます。

続く。

次週はディスクマネージメントの最終回、
実践的な練習方法を紹介します。

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