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2016年12月

2016年12月30日 (金)

年の瀬にて

今年を振り返って。

早い、本当に早い、1年があっという間に過ぎていく。
どっちが正しいのか知らないけれど、
漢字は「速い」を使ってもいいぐらい。
前からね、5年ぐらい前かな、
なんとなく早いなぁ~、とは思っていたんですが、
今年は本当に早かった速かった。
しかし、この速度はヤバいですぞ、
なんせこの歳ですからね、気が付いたら死んでるかも。
その時に気が付けるかどうかも問題ですけどね。

そう言えば最近、死生観も見えてきたなと思うことが多い。
きっと、たぶん、「歳を食う」ってこういうことなんだろう。
おっと、ダメダメ、そんな話をしている場合じゃない。
早く今年を振り返っておかないと、来年になって、
来年が今年になってあと365日待たないと振り返れなくなる。
まぁ、別に振り返らなくてもいいんですけどね。

人は誰も 人生につまずいて
人は誰も 夢やぶれ振り返る ♪

いい詩、書くよな、北山 修さん。
知らない?あっそ。

日本のグーグルが2016年の検索ランキングを発表した。
1位、ポケモンGO
2位、リオ
3位、スマップ、なんだって。

あら、どうしよう、どれも検索してないわ。
しいて言うなら2位の「リオ」ぐらいなんだけど。
いくらなんでも「リオ」では検索しないわな。
1位のポケモンGOは、全く興味がなくて、
どうでもいい、なんて思っている。
実はこう見えてもゲームを全くしない人なんです。
昔から。子供のころから。
任天堂のファミコンが発売されたのが1983年、
その時は大人だったし、生きるのが精いっぱいで、
余暇も趣味も別の世界の話だった。
それ以前にもらしきゲーム機はあったし、
かつてのインベーダーゲームやゲームセンターにあるゲーム機にも関心がなかった。
どっかゆがんでるかもしれないな、
とにかく面白そう、って思わないんだから仕方がない。

「人生ゲーム」なんかのおもちゃも苦手だった。
野球盤も。
まだまだある、トランプも苦手だ。
ここまで言うと、「じゃなにしてたん」って聞かれそうだけど、
何してたかな・・・絵をかいたり、してない。
スポーツ?いやいや。ピアノとか?ぜんぜん。
勉強一筋、まさか。

そうだわ、何もしていない暗い子だったんだわきっと。
ただ花札とマージャンは好きだったな、
(最初に覚えたのは中1ぐらい)
面白くってハマりまくった。
ゲーム性もそうだけど、とにかくなんか名前がかっこよかった。
「猪鹿蝶(イノシカチョウ)」とか「四暗刻(スーアンコ)」とか。
パチンコはあの空気感が嫌いだったし、
競馬は難しい、読めないですよ、馬のことは。
それよりも競輪がいい、プロスポーツの極みみたいで。

知ってました?オリンピックの自転車競技に「KEIRIN」ってのがあるんですよ。
もちろん日本発祥の競技です。
残念がらリオでも勝てませんでしたが、
日本発祥と言う事で柔道と同じぐらい注目してほしいものです。
そうすれば金メダルもいけますよ。
メダルとれば公営ギャンブル競輪の見る目も変わってきます。
競馬は紳士的なイメージだけど、
競輪はどちらかと言うと、
給料全額つぎ込んで、借金までして、
奥さんの指輪を質入れして、子供の給食費まで手を付けて、
とうとう家に帰れなくなって、行方不明、捜索願いも出されず、
ホームレスさんになって、身寄りもなく荼毘に付されて・・・
偏見かな、こういうの。

あれ?ギャンブルの話か?
まぁ、人生、ギャンブルみたいなものだけど。

でもって、国会の目玉はカジノ法案だったけど、
どうですか、みなさん。
個人的には悪くないと思っているんですが。
悪いイメージだけで考えたらいけないかと。

元スマップのメンバーもスマップやめてオートレーサーになっています。
一流になってバリバリ稼いでいます。
そして何よりも、彼の活躍と経歴がオートレース界のイメージを一新させました。

ラスベガスもマカオもシンガポールもカジノはハイソなイメージ、
日本では無理でしょうかね、
ギャンブル、博打、言葉のイメージですか、
カジノで負けたから、自分の娘をかたに、なんて時代劇じゃあるまいし。
カジノぐらいに負けないで簡単に使いこなしたいものです。

あれ?
で、けっきょくなんの話?
今年を振り返れませんでしたね、
まぁ、いいでしょう、明日に目を向けましょう。
なるようになるはダメだけど、
振り返っても何も変わりませんし、
振り返っている間に、明日が変わっても大変です。
ほらほら、しっかり前を見て。

と言うことで本年もありがとうございました。
ただただひたすら感謝です。
そして来年もよろしくお願いします。

Kaze

この歌を小学校で習った、って言うヤツと、
中学校の合唱曲だった、って言うヤツとは口きかん。

年末年始休暇につき、
ディスクドッグ講座は休講とさせていただきます。
次回の開講は1月6日となります。
なお、休日、夜間の救急は受け付けておりますので、
お困りごとがあればメールしてください。
メールアドレスは犬賢楽学倶楽部のホームページ、「問い合わせ」から。

皆さん、よいお年をお迎えください。

ありがとうございました。

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2016年12月23日 (金)

号外

里親募集です。

Bibi2

可愛らしいですね、
おめめがクリクリですね、
いいおっさんのこの言い方が気持ち悪いでちゅね、

なんでまた?って別にたいそうなことじゃありません。
これぐらいの手助けに躊躇する必要はありません。
慈愛と慈悲で十分でしょう。
ウラ?、そんなもんはありませんよ、ご安心を。

犬たちとは出会いです。
いかがですか、この子と出会ってみませんか、
きっとあなたを幸せにしてくれるはずです。

ピンときたら、すこしでもフックしたら、下記に連絡を。

詳細

もっと詳細

よろしくお願いします。

勘ですけどね、この子はいい子だわ、
ベタな言い方ですが、目を見りゃわかる、なんですわ。

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第351回

金鳥ラジオCM

夏頃の話なんですが、ラジオのFMから流れてくるCMが最高だったので紹介します。
メーカーは殺虫剤の金鳥(KINCHO)です。
メインの商品が殺虫剤ですから、
やはり夏場のコマーシャルになるんでしょうね。
夏が終わると途端に聞かれなくなりました。

しかし、同じCMでもラジオは作り手にとっては難しいでしょうね。
テレビと違って、当然映像がないわけですから。
かと言って、あーだ、こうだ、こうなってるんで、そうなります、
みたいな説明をしても伝わらないでしょう。

そこで、とにかくその製品の印象を良くしてもらう手法となるのですが、
ここでよく使われるのがドラマ仕立てです。
通販なんかも台本通りに値引きしますからね。

「わかりました、それじゃ今日は特別にもう一箱お付けして、お値段そのまま、
と言いたいところですが、さらに2000円値引きして9800円でご提供します」

「い、い、一万円きっていいんですか~」

「今日だけです、ただし100セット限定とさせていただきます、
電話口でラジオを聞いた、とおっしゃってください」

「100セットですね、それじゃ急がないと・・」

ベタですね、なんやねんそれ、って聞いてて思いますが、
もう一人の自分が「ほしいなら急げよ」ってつぶやいています。

これとはちょっと違いますが、
ほんとこの金鳥のCMは最高です。
商品を直接紹介しませんが、その商品名は見事にインプットされます。

淡い青春の思い出、
あの夏の日のことはずっと忘れない。

でまた、こいつが4部作になっているところがニクイ。

大沢君と高山さんがその後どうなったのかも気になる。

お見事、作った人天才、
知っている人はもう一度、
知らない人はじっくりと、聞いてみてください。

ここにリンク張っておきます。

リンクできない時は「金鳥少年シリーズ」で検索。

感想お聞かせください。

好っきやわ~こういうの。

Kincho

フリースタイルの演技・スローコンビネーション
スローコンビネーションのトレーニング、は1回休みます。


で、なんの話かと言うと、

今、ゲームに出たらぶち壊しですよ、という話をします。

ゲームに参加するのは楽しいし、勉強にもなるし、
もちろんトレーニングにもなる。
そもそも、そのため、と言うか、そこが目的なので、
出られそうだったらどんどん参加するべき。
正直、ゲームでしか身に付かないこともいっぱいある。

しかし、この「出られそう」と言う基準をどこに持ってくるかが難しい。
それは多くの場合「出られるか出れないか」の判断ではなく、
「出たいか出たくないか」の判断をしてしまうから。
そして大概「出れない」を「出たい」が上回ってしまい、
問題が大きくなってしまう。

問題?そうなんですよ、
つまりプレーに支障をきたすような問題を抱えているチームは、
ゲームに参加するとその問題が深刻化する場合があるということなんです。

どの程度の問題かと言うと、
あなたが問題だと思っていることは問題なんです。
自覚症状がはっきりしていると言うか、
人から指摘された問題は対象外でいいでしょう。

もう一つ対象外を言っておきましょう。
教えだしたばかりや始めて間もないころ、これも対象外。
逆にこういったワンちゃんはできなくてもどんどんゲームに参加するべき。
ゲームの環境であるからこそ、、学べることがいっぱいある。
「慣れる」とかもそうなんですが、
ワンちゃん自身がいろいろなことを体験することがいい。
楽しみ方、注目のされ方、飼い主さんの変貌、不安、緊張など。

ということは、問題の対象となるのは、
それらを体験した後のワンちゃんということになる。
問題なくできていたのに、
あるいは軽くできないで、問題と言うほどではなかったワンちゃんが、
大切なそれをしなくなった、またはできなくなった時となる。

問題を抱えるとそれを解決する努力をしますね、
もちろんそのことにワンちゃんも応えてくれます。
ただし、応えてはくれるけど、すぐにできるわけではない。
ここはね、そのワンちゃの能力ってことではなく、
あなたの都合なんですよ。
「できていたんだから、あるいは1回できたんだから、
すぐにしなさいよ」
をワンちゃんに求めすぎるんです。

「わかってるって、わかってるけどすぐ、ってわけにはいかないのよ、犬は」
なんてことを言うけど、
必死こいているあなたには聞こえない。
「もう、わからんやっちゃな」
ぐらいのことは言ってくるし。

と、言うふうにして応えて考えて努力している。
ただ、完璧にできていないだけ。
普段の練習なら時間はたっぷりとあるし、
あなたも冷静な判断ができるから、
ワンちゃんの身になって考えられる。
(ここは重要です、どんなことでもワンちゃんの身になることは、
やり方を間違えません、多くの間違いはそのほとんどが、
人の身勝手な感情が引き起こしています)
だからワンちゃんにも、
「まだちょっとできていないんだよな」と思わせることができる。
そんなこと思うような頭脳があるんですか?
と、もしあなたが思うなら、犬付き合いはやめた方がいい。
普通に考えて「あるに決まってる」です。

ところがゲームに参加すると、
余裕がないことも手伝って、
できていないことでもスルーしてしまう。
するとどうなるでしょうか、
ワンちゃんの身になって考えてみましょう。

「え?いつもならやり直ししたりするのに、なんで」ですね。

こうなると、どれが正解なのかわからなくなってくる。
もう一度言いますね、
ワンちゃんは考えて正解を概ね(概ねで十分、人と一緒)わかっているけど、
行動には移せない。
ところがやり直ししなければ、
「ん?ひょっとしてこの行動が正解?」と考える。
わかっていたことが、またわからなくなる、迷う。

ゲームが終わって普段の練習に戻ると、
また正解が元に戻って、よけいに混乱する。
これを1か月の間に繰り返すから、
混乱しっぱなしになる、
そしてとうとう思考を停止させてしまう。
嫌になってやめてしまうかもしれないし、
考えなくてもいいことだけをやるかもしれない。
ここらあたりも人とあまり変わらない。

特に、普段の練習で、もう少しで頭の中と行動が合致しそう、
なんて時に、ゲームに出ると全てが水の泡になる可能性が高い、
相当に高い。

「せっかく分かりかけてきたと思ったのに・・違う?」ですね。

そんなこと言われても、じゃあどうすればいいんですか?
になりますね。

まずは問題が概ね解決するまでゲームには出ない。
わかりにくい?
怪我だと、捻挫かなんかの怪我だと思ってください。
見た目大丈夫でも、治ってなかったら普通に走れないので、
出ても意味がないし、よけいに悪化して完治が遅れる。
それでもゲームに出したいと思うのなら、
あなたは犬付き合いを間違っている。

次はリハビリを兼ねられるゲームに参加する。
勝敗や人の目が二の次で、自分たちのペースでできる。
上手くできれば続けるし、問題がでたら修正できるし、
これ以上やると「止まる」と判断した時はいつでも棄権できる。
それが可能なゲームを提供してくれるところに出る。
そんなところ無い、って?
あるある、ここに。
それに地方のクラブなんかはわりとそう言うことができる。

まぁいずれにせよ、あなたの自覚が重要ですよ、
これを読んで「耳が痛いな」って思うなら、まだ大丈夫。
なんの感情もわかずにスルーなら、
ゴメン、もう助けようがない。

終わり、
読み切りでした、次回は正月・・・違うな、
ならばフリースタイルの続きを。

 

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2016年12月16日 (金)

第350回

THE ROLLING STONES

何それ、あかんでしょ、ほんまに、うそでしょう。
ほかにも「信じられない」、とか。
別に緊急発表じゃなく、わりと前からメディアは取り上げていたんだけど、
いざ、ベールを脱がれるとやはり驚愕してしまった。

なんの話かって、
そう、あのローリングストーンズが10年ぶりに新譜を発表したのだった。
ハイハイ、「誰それ?」とか、「で、どうした?」とか、もういいですよ、
おっさんの戯言でOK。
言いたくて仕方がないというか、黙ってられないというか、
とにかくそうしないと、この胸の高鳴りは収まらないので、
勝手に始めます。
まぁ、ブログなんてのはそもそもそういうものですけどね。
なんたって日記なんだから、そもそもが。

Rs

以降、略してストーンズと言います。
ファンや関係者は昔からそう言います。

ストーンズの結成は1962年だから54年の活動。それがまずは信じられない。
ただ活動するだけではない、常に第一線。
ある意味、レジェンドと呼ばせないところがすごい。
10年ぶりの新譜って騒いでいるけど、
それぐらいの期間を持つのはアーティストとしては珍しくないと思う。
だが、ストーンズはニュアンスがちょっと違ってくる。
どういうことかと言うと、すべてやりつくしたから、
もうやれることはないんじゃないの、と言った雰囲気の中での10年ぶり、
だから重みが違う。

それに最もすごいのはメンバーが変わらないこと。
メンバーが変わらないからレジェンドを超えたレジェンドになるのか。
バンドの場合オリジナルメンバーなんて言い方をするけど、
つまり結成当初から変わらない3人がいるということ。
現在ストーンズは4人組、今までも最大で5人。

ミック・ジャガー(73歳)ボーカル。
キース・リチャーズ(72歳)ギター。
チャーリー・ワッツ(75歳)ドラム。の3人。
そこに1976年から参加しているロン・ウッド(69歳)ギター。
その4人のうち3人がオリジナルメンバーとなる。

と言っても、ロン・ウッドはストーンズに参加する前から親交があったので、
まぁ、オリジナルメンバーみたいなもの。
実は、このロン・ウッドとスト―ンズの関わりは深くて面白い話なんだけど、
話し出すと止まらなくなるので、いつの日かに。

さらに驚くのはこのお歳になってもパフォーマンスの質が全く変わらないこと。
ちょっと悪っぽいというか、不良的なイメージのバンドだけど、そのことも健在だ。
今回の新譜もライブも。
ライブ?そう、もちろん普通にライブしている。
ん~~普通じゃないな、ストーンズにしかできないシチュエーション。
2016年11月11日、キューバのハバナで120万人を集めての一夜限りのライブ、
何と無料、ボランティアでもない、言うなればお詫びとお祝い。
ご存知の通り、今年は57年ぶりにアメリカとの国交を回復。
今まで一度も行われてこなかった大規模の西側アーティストの超大物のライブ、
その一発目がストーンズと言うわけ。
「みんな待たせて悪かったな、今夜は派手にお祝いだ」
と、ミック・ジャガーが言ったとか。
これはストーンズにしかできないし、使命感を持ってするべきことだったと思う。

スタンスが変わらないというのはカッコいい、憧れる。
しかも、尖ったまんまと言うのはなおさら。
もちろん見た目は歳相応、でもそれも超越している。
よくよく見ると、姿勢もシャキッとしているし、ブヨブヨしてないし、
相当な体力がありそうだし。

こんな中での10年ぶりの新譜。
そりゃ興奮しますわ、おそらくファンだけかもしれないけど、
で、音はどうですか?
たまりませんね、オシッコちびりそうになる音楽は初めて。
粋な生きざまが見えてきます。

Rs2

この雰囲気、どうです、近づいたら火傷しそうでしょう。

ところで最近のニュース。
ミック・ジャガーに男の子が誕生した。
もちろん何人目かは知らない奥様は若い、20代だったか。

何それ、あかんでしょ、ほんまに、うそでしょう。
信じられませんけど、あらゆる意味でうらやましい。


フリースタイルの演技・スローコンビネーション5

スローコンビネーションのトレーニング、その1。

基本の練習方法は1つだけで犬たちに教えることができます。
その一つの方法を用途に合わせて発展していくようにします。
また、基本の練習も含めて、高いスロー技術が必要になるので、
もし、スロー技術に不安を残すのであれば、
まずはそこをクリアーさせましょう。
ただし、ここで言うところのスロー技術とは、
正確な位置にタイミングよく投げ込める技術のことで、
バリエーション豊かなスロー形式が使える技術ではありません。
もちろん、フリースタイルの演技を構成するということでは、
できるだけ多くのスロー形式を使いこなせるほうがベストですが、
今はスローコンビネーションを教えて、
いろいろなパターンを使えるようにすることが目的ですから、
それを実現できるスロー技術があればいいでしょう。
つまり、精度をもって実現できるスロー形式が、
バックハンドスローならば、
あえてフォアハンドやトリッキーな形式を、
使う必要はないということです。
もし、バックハンドスローよりもフォアハンドのほうが、
精度を確保できるならば、当然、フォアハンドを使うべき、
となります。

この部分をより強調しているのには理由があります。
それは犬の動線をスローが引っ張り決定付けするからです。
当たり前のことですがディスクをキャッチするために走り、
そして動線を描くわけですから、
次に必要な動作を補佐する必要がそのキャッチにはあります。

たとえば、1スロー目が15m先で、
2スロー目がそこから右横に5m、
さらにそこから左に5m戻るのが3スロー目とした場合、
まず1スロー目が15mを超えてしまうと、
あるいは15m未満であっても、
その時点で右に5mが不可能になります。

理想はキャッチした時点で右側を向くことですが、
それを教えることは現実的ではありません。
(癖として、右側を向く犬はいますが)
しかし、キャッチした時点で右方向に飛んでいくディスクが見えたなら、
おのずと自然に右方向を見ることができます。
そして、そのディスクがキャッチの対象であると判断したら、
その方向に走り込みます。
これが、ディスクの位置で犬の動線を引っ張るということです。

1スロー目が15mを超えると、
2スロー目が見えなくなりますから、
1スロー目をキャッチした時点で2スロー目を探すことになりますが、
この時、すでに2スロー目は距離15m、横に5mの位置に、
手から離れて飛んでいるので、
15mより先に走り込んでいる犬にとって、
そのディスクを探すのは困難です(自分の位置より後ろにあるから)。

対策としてよく使われるのが、
1スロー目のキャッチを確かめてから、2スロー目を投げることですが、
これはキャッチ位置が遠ければ遠いほど、
まったく違うコンビネーションになってしまいます。

1スロー目が15mを超えて20mになった。
キャッチを確かめてから、2スロ―目を投げようとすると、
予定通り、右に5m距離15mの位置を設定しても、
ここには大きなタイムロスが発生しますから、
犬はそこで待つ必要が出てきます。
待たせること自体、全く意味の違うもになりますし、
意図的に待たせたと策を練っても、
そのようには見えないものです。
あくまでもミスはミスとして映ります。

犬を待たせなかったら、
当然犬は2スロー目のディスクを探すわですが、
仮に見つけることができたとしても、
おそらく、そのディスクは投げられてすぐのはずで、
距離が十分に出ていないディスクに、
向かって来ることになるでしょう。
こうなると、2スロー目のキャッチに成功したとしても、
3スロー目を予定通り左横5m、距離15mに設定することは不可能になります。
この時点で犬の動線は無茶苦茶になって、
まったく意図が見えないプレーになるでしょう。

1スロー目のキャッチを確かめてから、
2スロー目を投げる方法で救いがあるとするならば、
1スロー目をキャッチした時点で予定を変更することです。
ミスで15mを超えて20mになったのならば、
2スロー目も20mにし、さらにタイムラグを防ぐために、
横への移動距離を短くします。
あるいは、いっそのこと横移動のパターンをやめて、
前に前に、や、折り返しのパターンなどに大きく変更する手もあります。

しかし、その場での大きな変更はよほど熟練していないと、
アドリブ的になりますから、結局見栄えは悪くなるでしょう。
そもそも、こういったマルチ的なプレーは、
マルチの定義を考えるべきです。
説明した通り、現実的ではないですが、
複数のディスクが滞空しているように見える、ですから、
その定義に則ると、
1スロー目のキャッチを確認してから、
2スロー目のトライはマルチ的に見えるはずがないと、
考えるべきでしょう。

高い精度を実現できるスロー練習方法を次週に紹介しましょう。

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2016年12月 9日 (金)

第349回

シラカシの剪定

Img_1358

18年間でしっかり育ったシラカシの木。
もう限界、すでにとんでもないことになっているから、
ちゃんと剪定してやらないといけない。
燐家が空き家になって売りに出されているので、
このタイミングを逃す手はない、
ということで、剪定を敢行。

何が敢行かと言うと、まずは時期、
植木は剪定時期を間違えると、枯れたりする。
調べると5月~6月と10月~11月適時ということなので、ぎりぎりセーフ。
12月だけど暖かいからそう言うことにしておく。

次は剪定じゃないかも。
えっ?どういうこと。
剪定とは枝を切り落とすこと、とあるが、
枝じゃなくて幹を切って低くしないといけない。
かと言って伐採でもない。
そんなことしていいのか、と思案するが、
この時期、街中では街路樹が可哀想なぐらいちょんちょんに切られているし、
それでも毎年春には新芽が出て、夏前には見事な「街路樹」している。
もっともその木がシラカシではないが、
大丈夫でしょう、きっと。

素人なんだから植木屋さんに頼めばいいのに。
ダメダメこれぐらい自分でしなきゃ、
自分ちの植木だからね、もしかの時の覚悟をしたうえで、
飼い主さんが責任をもって世話をしなきゃ、と思う。
植木に対して「飼い主」は危ない人か?。
それに自慢じゃないが「造園施工管理士」の資格を持っている、2級だけど‥‥
話は変わるけど、ワンちゃんの爪切りぐらい自分でしてやりなよ、
病気じゃないんだから。

Img_1364

空が見えない。
脚立じゃ無理、はしごです。

しかし、そもそもなんでまたシラカシを一般住宅に植えるかね。
シラカシは成長の早い常緑の広葉樹で落葉しない高木だから、
おもに公園なんかに適している。
実は目的は、というか、そう、ドングリが欲しかったのだ。
シラカシはどんぐりの木と呼ばれるぐらい、
ドングリがしっかりと実る。

Img_1367

食べる?食べない食べない。リスじゃないし。
なんか好きなんだな、ドングリ。
子供のころから野山や公園でドングリを見つけると、
必ず拾って帰ってた、ポケットいっぱいに。
でどうするかと言うと、
一応「やじろべぇ」(弥次郎兵衛)は作るけど、
ほとんどは海苔の缶なんかに入れて置いておくだけ。
で、それどうするのよ、
ん~~知らない、どうにかした覚えがない。
ただ、今でも家の中のあちこちにドングリが少量おいてある。
ペンケースの中、乾電池入れの箱、物置の隅っこにある小さな段ボールの中。
下駄箱の横の犬の首輪が入っているケースにも入っているな・・・

Img_1415

久々に作ってみた。
しかし、弥次郎兵衛の名前のゆかりが知りたい。

シラカシの木は燐家との境に、境界線から2mぐらい離して植えたが、
それでもダメ、こんなに大きくなると枝が燐家の敷地に張り出してしまった。
そして毎年10月ぐらいになると、大量のドングリがぽたぽたと落ちる。
前に住んでいた人は、そのことで直接話したことはないが、
庭には全く出なかった人だったので、
隣の木のどんぐりが大量に落ちていても気にならなかったようだ。
(気にしてたりして・・・実は…)

でも、新しく住む人にはそういうわけにもいかない。
好き嫌いは別にして、あ、ドングリがね、
常識的にどう考えてもダメでしょう。
で、今のうちに剪定しとこ、と相成ったわけ。

Img_1409

ドングリで埋め尽くされた地面。

ところで、夜中、静まり返っている時に、
どんぐりが木から落ちる音、これがいい。
傘から外れる時の、わずかにこすれた剥落の音の後に、
下の密集した葉っぱに「ぽそっ」「ぽそっ」と当たりながら、
地面に「ぽとっ」って。
一個だけじゃなくて微妙な間隔で2~3個が一つのグループとして、
10分間に2グループぐらいが落ちる。
一瞬、深い山奥にいるような気がする。

春に新芽が出ても、ドングリの実をつけるのは2年後ぐらいか、
それでもまたドングリの落ちる音を聞きながら、
秋の夜長に一杯やれる日が来るだろう。

Img_1397

まぁまぁすっきりしたか・・・

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空も見えるし

フリースタイルの演技・スローコンビネーション4

スローコンビネーションにどういったパターンがあるかを解説しましょう。その2

マルチプル的使用。

マルチプル的にとは連続性のことです。
前回のワンスローではなく、複数枚のディスクを使います。
枚数は2枚以上で上限はありませんが、
5枚ぐらいがベストでしょうか。
あまりにも多いと、同じことの繰り返しに見えてしまいます。

概念は連続キャッチを表現すること。
定義は滞空しているディスクがマルチ(複数)であることです。
つまり、そのディスクをキャッチしようとするときには、
すでに別のディスクがスロワーの手から離れていること、となります。
概念は連続キャッチと言いましたが、
正確に言うと「ぎりぎりの連続キャッチ」となります。
あまりにも余裕のある連続性は、
見え方としてはワンスローの延長線上になってしまうのです。

複数枚のディスクが滞空している状態を実現するのは極めて困難なことですし、
そうでなければ意味をなさない、と言うことではありません。
定義にはなっていますが、現実的ではありません。
言うなれば、各々の解釈を統一するための定義だと言えます。
よって、スリリングなキャッチを表現できると、
マルチプル的と評価されます。
言い方は適切ではありませんが、そのように見える状態がベストです。

①前に前に。
犬の走る進行方向が直線的で同方向になります。
よってディスクをキャッチする距離が、
8m、15m、23mと言った具合にだんだん遠くになるパターンです。
犬の動線は正しく直線である必要はなく、
多少の角度があっても、距離にしっかりと変化を持たせられれば、問題はありません。
マルチの枚数は3枚までがいいでしょう。
それ以上になると4枚目はけっこうロングスローになりますし、
表現の手法としてはマルチの中に入れるよりも、
単体でワンスローとして扱った方が豊かに表現できると考えられます。

※犬の動線は前に前にですが、スローの順番が逆になるパターンもあります。
遠くのディスクを先に投げて、近くを後で投げるパターンですが、
この手法はスローコンビネーションと言うよりも、
演技全体の意外性を表現しています。

②前に後ろに。
スロワーを軸にして真逆に走り込ませる手法です。
犬が走り込む広さに余裕があるので、
スローの長さを調整しやすく、フィールド全体を使いやすくなっています。
また、この余裕はミスの低減にも一役買っています。
犬が走り込む位置は軸のスロワーの近く、
あるいは遠くでも、どちらも表現豊かに映ります。
スロワーの足の間をくぐるなどして反対側に走り込むパターンもあります。

③トスワークの距離があるパターン。
トスワークで練習した扇型、周回型の距離が長いパターンになります。
トスワークの時は2~3mが限度でしたが、
スローになるので一気に6m以上になります。
上限は20mぐらいでしょうか、
それ以上になると極端に精度が落ちたりしますし、
普通の競技フィールドでは現実的に不可能でしょう。
横長のフィールドでは長辺では20mを超えることができますが、
立ち位置によってになりますが、短辺では20mを超えることができません。

扇形は左右に直線的な動線になっても問題ありません。
周回型は軸のスロワーから同一距離である必要はありません。

④組み合わせ。
①~③を組合せます。
例、
5m、15mで前に前に。前にいる状態からスロワーの20m後ろへ。
その位置から左右に10mづつ。
これでディスク5枚を使ったスローコンビネーションとなります。

⑤ダブルスロー。
2枚のディスクを同時に投げる手法です。
極めて成功率の低いパターンですが、演出的効果は高くなっています。
技術的に2枚のディスクの軌道を分けることができるので、
(左右や上下に、前と後ろは不可能)スローコンビネーションとして扱いますが、
やはり、先ほどの※と同じように意外性の要素の比率が高いでしょう。

以上、5つがスローコンビネーションのパターンになります。
ここに、スロー形式の変化、姿勢体勢、
ステップワーク、手振り身振りのアクションの演出を加え、完成させます。

続く。
来週は練習方法を解説しましょう。

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2016年12月 2日 (金)

第348回

フォレスト・ガンプ

小中学生のころ、スポーツでいわゆるマラソン系が大の苦手だった。
50m走とかの「かけっこ」は大丈夫、むしろ得意、
中学生のころは陸上部員を差し置いてクラストップだったし。
ちなみにオイラはバスケット部だったが。
そう言えば、そのバスケット部でもマラソン系の練習をさせられたな。
学校の外に通称4キロコースなるものがあって、
そこを走らされるのだが、それが嫌で嫌で苦痛の極みだった。
もちろんちゃんとしないですよ、そんなもん。
先輩の目をごまかして歩いてやるんです。

そもそも長距離を走る意味がわからない。
「これはなんの役に立つの?」になる。
持久力って、自転車とかあるじゃん。
長距離を楽に移動できる文化を培ってきたのに、
それって正反対じゃん。
こんなことを当時は考えていて、簡単に心が折れていた。
だいたい走り出す前にすでに心は折れている。

言い訳じゃないが、腹筋100回とかは大丈夫なのよ、
倒れる寸前までできる。
むしろ「筋肉付く感」がたまらない。
けど、マラソン、無理無理、絶対にイヤ。

大人になっても一緒、
だから自慢じゃないが、ジョギングなんてしたことがない。
しようとも思わないし、してたまるかと思っている。
人が走ってるのは大丈夫、
それは否定しないどころか応援するし、尊敬もする。
マラソン中継は楽しくみられる、
特に箱根駅伝とかすごいよね、なんて思える。

今朝、なんて気持ちのいい朝なんだろうって思った。
ちょうどゴミ出しに行っていたんだが、
季節のわりに寒くなく、それでいて暑くもなく、
風はあるが「1/fゆらぎ」みたいで心地よい。

ゴミを出しての帰り道、
さっきまで重たいゴミを持っていたせいか、
なんとなく体が軽い。
「あれ、変、足が軽い」
ちなみにゴミ出しとはいえ、ちゃんと靴を履いてます。

気持ちも浮ついている感じ。
なんか急に走れそうな感じになってきた。
何かが天から舞い降りてきたようだ。
ちょっと走ってみようと駈けてみた。
「走れるやん、なんだこの感じは」
スピードが上がった。しかも息が苦しくない。
家の前を通過、「もっと走ろう」

フォレスト・ガンプと言う映画、
主人公が母親の死の悲しみから逃れるために道のある限り走り続ける、
どこまでも、どこまでも。
そしてランニング・マンになっていくシーン。

そうか走り続けるとはこういうことなのか、
と思いつつ、家からどんどん離れる。
仕事も家庭も自分の存在すらも忘れた。
どこまでも、どこまでも走り続けよう。
突然、マラソンの魅力、走ることの意義を掴んだ。
悟った、が正しいかもしれない。

目の前に池谷公園がある。
公園のふもとから階段が登っている。
そこを登ってみた。
このシーンは映画ロッキーの最初のヤツ、
あの有名なテーマ音楽が鳴り響く場面。
ロッキーは階段を駆け上がり、頂上の広場で歓喜の拳を突き上げる。

思っている以上に階段の登りはキツイ、
でもやり遂げた、頂上の広場っぽいところに着いた。
さすがにゼイゼイ言う。
足はジンジンする。腰も痛い。
だけど歓喜はないし、拳を突き上げることもなかった。
そもそもそんな余裕がない。

ここで我に返ったら、なんと心が折れていた。
何も悟ってなかった。何もわかってなかった。
「朝っぱらから、何してんねん、オレ、しんど、帰ろ」
天からも何も降りてきていなかった。

家までは200mぐらい。ゴミステーションまでは230m。近っ。
当然、帰りは歩きだ。
家に帰ったら、たまたま居た息子が言う、
「遅っ、どこまでゴミ出しに行ってたん?」

「いや、ちょっと池谷まで走ってきてん」

息子
「あほ、ちゃう」

親に向かって何と言うことを、
でもまぁ、間違ってないんで許してやった。

Fg

                     いい映画ですよ。

フリースタイルの演技・スローコンビネーション3

スローコンビネーションにどういったパターンがあるかを解説しましょう。

1スロー。
ワンスローとは1枚のディスクを単独でスローすることです。
単独で、と言うのがわかりにくいですが、
フリースタイルの演技の構成は、ほとんどが何かと関連を持っています。
トリック同士が関連しあっていたり、
あるいはスロー同士が関連していることもあります。
当然、スローとトリックが関連することもあれば、
ディスクを投げないパフォーマンスと関連していたりします。

こういった関連付けがないもを単独と呼んでいます。
ですから、単独と言う呼び方はスローだけではなく、
トリックにも使われます。
単独のトリックとは、例えば前後に何もなく、
バックボルトだけを見せて表現する手法です。

ワンスローもシンプルにスロー&キャッチを見せることなのですが、
二つの要素を表現することができます。

一つ目はスローテクニックです。
演出としてのアクションは別にして、
それぞれのスロー形式にはそれなりの難易度があります。
フォアハンドはフォアハンドとしての、
オーバーハンドはオーバーハンドなりに、
またトリックスロー(※)においても同じことが言えます。

※トリックスローとは3種類(バックハンド、フォアハンド、オーバーハンド)の、
ベーシックな形式を変化させたものを言います。
バックハンドスローを背中越しに投げたり、
フォアハンドを足の間から投げたり、
あるいは後ろ向きのオーバーハンドなどがトリックスローになります。
かつてはより複雑で難解なスロー形式を、
マジックスローと呼んでいましたが、
難解すぎることによって普及しなかったことと合わせて、
その名称は使われなくなっています。

スロー形式の難易度の判定は、
オーソドックスなバックハンドスローが基本にあります。
フォアハンドやオーバーハンドが、
バックハンドに比べて難しいかどうかの判定は一考を要します。
それは練習量によって同等にできるからです。
ただ、キャリアの浅い人が取り組みやすいという点では、
バックハンドに分がありますし、
トリックスローへの変形は圧倒的にバックハンドベースが多いです。
また、スローではなくトスに至ってはバックハンド以外の選択肢は有りません。
このような理由から、誰が決めたということではありませんが、
自然発生的にバックハンドスローが難易度判定の基本になりました。

二つ目は飛行形態の違いを表現します。
飛び方の違いですから、どことなく芸術的評価になりそうですが、
ここも技術的評価になります。
ベーシックな3種類、バックハンド、フォアハンド、オーバーハンドには、
それぞれの特徴をあらわした飛行形態を見せますが、
あえて、そこに工夫を加えて飛行形態に幅を持たせます。

代表的なものは地面でバウンドするスキップスローです。
他にはぎりぎりバウンドしないエアバウンドスロー、
ディスクが裏返しに飛ぶアップサイドダウンスロー、
右カーブや左カーブ、それに地面を転がるローラーも、
このカテゴリーに入ります。
同じスキップスローでも、3種類のベーシックな投げ方によって、
微妙にディスクの飛行軌道が変わってくるので面白いです。

ワンスローの見せ方は基本のスロー&キャッチで表現する、
犬の華麗なキャッチ、ジャンプキャッチや疾走からのキャッチ、
あるいは地面に落ちるぎりぎりのキャッチにプラスして、
投げ方の高い技術力、さらに犬がキャッチに至るまでのディスクの飛行状態、
これらを総合してワンスローの見せ方と意義になります。

続く。
来週はマルチプル的使用を解説しましょう。

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