2012年5月25日 (金)

第179回

こうなるような気がした・・・

神戸大会でのこと、
ある男性が・・マ○ャパパさんが「惑わしたろかぁ~」、
と意味ありげに近づいてくる。
その首には一眼レフカメラがぶら下がっていて、
それを指差しながら言ってる。
「はぁはーん、そういうことやな」
「ヨシわかった、一丁惑わされたろやんけ」・・下品ですんません・・

で、どこの何?
それは全く予想してなかったSonyであった。
確かに当初はSonyのミラーレスも候補にあったが、
彼の首に下がっているのは、
キャノンやニコンと一緒の黒くてでかいカメラだ。
αシリーズでなんと連写が10コマ/秒なのだ。
しかも予算内でOKらしい。

家に帰ってからネットで調べると、
α57と言うのがあって、なんと12コマ/秒と書いてる。
しかも液晶が自在に動く「バリアングル」・・なんてカッコイイ響きだ。
価格ドットComでは確かに予算内、
あかん!すべてをクリアーしてる、
完全に惑わされた、どうしてくれんねん、ったく・・・・

連写1コマ当たりの価格を出すと、
キャノンのEos X5が17,540円。
ペンタックスが11,330円。
そしてこのα57が5,330円。
なんという安さ・・・決めてしまいそう・・・
って、こんな計算あり?

Slta57y

とにかく、触ってみて直感で決めよう、
もうそれしかない、
明日ビッグカメラに行ってきます。
・・・ダメダメ、明日は富士川で大会だった・・・・

BIG GAME・・な話、ラストかな?

圧倒的な強さを持つと救われる、と言いました。
確かにね、間違いじゃないです。
幼児相手にかけっこするということではないけれど、
そんな強さを持っていたら、
自信とか緊張とかはたまた調子悪い、
なんてこと関係なく勝てますよ。
じゃあ、それで面白いか、楽しいか、やりがいがあるか、
と問われたら、もちろん面白いし、楽しいし、やりがいもある、となる。
勝つと言うのはそういうもんです。
楽勝でもうれしい、それに薬物じゃないけれど依存性も高い、
だから1回じゃ足りなくてもう一度その美酒を味わいたくて頑張れる。

ところが実際は圧倒的強さを持つと言うのはなかなか難しい、
もしかしたら存在しないかもしれない。
なぜならある一定のレベルの中での競争だからですね。
ハイレベルな人とビギナーは一緒には競争しない、
それが原則です。
BIG GAMEなら特にそうです。
ほとんどが選抜か勝ちぬき制ですから。
でね、そんな中でも圧倒的強さで勝つチームがあります。
ただ、圧倒的強さで勝っているように見えても事実は僅差なのです。
相手がベストなプレーだったら僅差かもしくは逆転されています。
それが圧倒的な強さに見えるのは、
そこに相手のミスが重なって開きが大きく見えるからなんですね。
圧倒的強さとはある意味でそういうものです。
僅差、油断すると逆転されるほどの小さな差だけれども、
その差を付けられること、それが圧倒的強さです。

そんな小さな差はどこで付けれるのでしょうか、
技術?アイデア?運?・・・違いますね。
これらはほぼ公平です。
もっと根っこの部分、なにかをするときに必ず必要となり、
技術、アイデア、運もすべてがこの上に成り立っています。
そうです、答えは集中力ですね。
言えば彼らはこの集中力がずば抜けているのです。
いや、すこし言い方変えましょう。
圧倒的強さを発揮したときは集中力がずば抜けていた、です。
針の穴ほどの隙もなく、ですね。
だから、本来持っている技術力を発揮できるし、
ミスしそうになった時のアイデアも浮かび、
結果運も引き寄せます。相手の自滅とかですね。

まぁ、人生、集中力は付きもので、
何かと人生を左右してきましたし、
おそらくこれからもします。
集中するために集中すると言うややこしい話になりますが、
これが身に着くといいですよね。
ただ、四六時中集中力をマックスで発揮できないです、
それにそんなことして生きていたら寿命が縮まりますよ。
集中力はここ一番で発揮できればそれがベストですね。

あなたは頑張ってる自分の姿を知ってますか?
見たことありますか?
何に対してでもいいです、
忘れていたその時を今思い出してもいいです。
それを知っていたらそこを集中力の基準にできます。
あの頑張っていた時と今、この瞬間を比べてみましょう。
そうしたら集中できているかどうかわかりますよ。

頑張ってる自分を見たことない人、
もしくは思いだせない人、どうしましょうか・・
大丈夫です、なんとかなります。
頑張ってるな自分、と思えるまで頑張ってください。
疲れ果てて倒れこむまで頑張ったらそう思えますよ、

あとね、面白いのは集中している人って傍から見てもわかりますよね、
自分のことじゃないのにね、
なんというか、怖いような近づきがたいような、
それでいて穏やかな雰囲気も醸し出していて・・・
なんとも表現できませんが、確かにわかります。
そして必ず結果を残していますね。

さてと、BIG GAMEな話はどうでしたか?
ちょっとはお役に立てたでしょうか、
もう安心?これで来季のBIG GAMEはコケない、って?
でもなぁ~、勝つのは一人だからね、
そうなんです、だからBESTを尽くせばいいんです。
そうしたら負けてもコケたことにはならないです、
今期、コケて泣いた人、
泣いた理由は負けたからでもコケたからでもないですね、
BESTを尽くせなかったからです。
だからもう泣くことはないです、
思いっきり競いましょう、新たに。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年5月18日 (金)

第178回

決まりそうな気配・・・

みなさん、助言をありがとう。
ぼちぼち決まりそうです。一眼デジカメ!
(って、まだ決めてないんかい)
そうなんですよ、なんという優柔不断、決断力のなさ、
臆病者に甲斐性なし、冷やかしかいっ!

まぁまぁ、しかたがないですよ。
だって、予算があるしね。
最終的な判断はやっぱここになります。
それでも、高いなぁって思う、正直。

で、この2つに絞りこみました。
キャノンEOS Kiss X5とペンタックス、K-01です。
よほどのことがない限り、(たとえば競輪で大穴当てるとか)、どっちかにします。
よく知っている人ならこの2つは悩み比べる対象にはならないんですが、
それを迷ってしまうところがやはり素人ですな。

Kiss X5はスターターモデルとしては申し分ないようです。
液晶モニターが自在に動くのがお気に入りだし、
いかにも一眼レフって感じが良くも悪くもです。
他の性能的なことは分からないけど連写は、
最高3.7コマ/秒・・・コンマ7ってのが分からんが。

かたやK-01は流行りのミラーレス。
だからどう?なんですけど、はっきり言ってビジュアルで決めてます。
こいつを持ってると、いかにも写真趣味には見えないでしょう。
ん?そんなことないか。
モニターが固定なのは嫌だけど、斜めからでも見えるらしい。
肝心の連写は6コマ/秒(Hi時)3コマ/秒(Lo時)。
HiとLoってなんね、

とにかく、あしたヨドバシカメラに行ってきます。
で、実際に触ってみます。
何聞かれてもバカなことは言いませんのでご安心を。
・・・明日は無理、神戸でした。

Kiss_x5

Pentax_k01_3

しかしなぁ~、引き返すなら今のうちだ~。

BIG GAMEな話・・・その後3

勝ちたい意欲の大きさにかかわらず、
やはりみなさん勝ちたいですよね、
競争なんだから当然と言えば当然ですが。
でね、わかっているようで自覚が少ないのが、
実は勝てる人はその時は一人だと言うこと。
こんなにたくさん人がいるのに、勝てるのは一人だけなんです。
まぁ、その一人を決めるんだから当たり前って言えばそうなんですが。
100人いても1000人いても勝つのは一人、
これはどう考えても厳しくそして難しいことですね。

だからよほどの力の差がない限り、連勝はさらに難しい。
大会の期間が開けば開くほど難しいです。
オリンピックで連勝、あり得ないですよ、
4年に一度ですよ、絶対にできることじゃないです。
水泳の北島選手にしたってみんな簡単に3連覇とか言うけど、
もうはっきり言って神の領域ですよね。
並みの神経じゃやっていけないです。

ただ1勝することも難しいのに連勝はさらに難しい、
だから勝った時は次は勝てないと思ったほうが賢明です。
ずーっと勝てないわけじゃないです。
どちらかと言えば勝ったり負けたりを繰り返します。
この繰り返しの中で勝率を上げたり、ってことになるんですね。
こう言った状況は特に力の差がなく戦う環境ではどうしようもないです。
つまりあなたのせいではないと言うこと、
もちろん自滅やミスの大量生産は論外として、
勝ち負けとはそういう部分も確かにあります。

で、勝つときの順番がBIG GAMEになればベストですね。
BIG GAME直前の大会で勝った人、
次はほぼ負ける順番です。
直前、3連勝している人、次は絶対に負けます。
もちろん絶対にではないですが、
連勝は圧倒的な力の差を持ってる人だけです。

もう少しオリンピックの選考会の話を、
選考会はだいたい全日本選手権とかですよね、
そこで勝ったらオリンピックにいける、です。
ところが、ほんとに選ぶ必要があるのは、
今日ではなく次に勝てる人なんです。
次とはオリンピックですね。
ところがそんなことを基準に選ぼうとすると選べないです。
全日本2位の人を代表に、ってわけにはいかんです。
トーナメントだと思えばいいんですが、
代表になってから本番までには時間が空きますから、
やはり負ける順番が来そうです。

トーナメントは少し特殊でね、
時間の間がないから連勝が可能になります。
高校野球とかすごいですね、
甲子園で勝つチームは1回も負けてないチームですから。
でも、これはトーナメントのなせる業です。

BIG GAMEを勝つ順番に持ってくるにはどうすればいいか、
何も手立てを打つことはできませんか、
そんなことはないです、ちゃんとできます。
それが調整ですね。
シーズン中何試合に出場するかですが、
とにかくそのすべてに全身全霊をかけて臨むことは不可能です。
それは出場するすべてに勝とうとすることですから、
当然大事な試合には勝てなくなります。
それに精神的にももたないですよ、それじゃ。
これね、BIG GAME以外を適当にやりましょう、
ってことではないですよ。
照準はあくまでもBIG GAMEの勝利です、
そしてそこに向かうプロセスを作っていこうと言うことです。
F1カーはシーズン前にテストを頻繁に行い、
できる限りトラブルを出し切ろうとします、
しかしそれでもシーズン中にトラブルに見舞われます。
そうするとその時点で目標は成績からメンテナンスに変わります。
勝てないとわかっていて、
無残にも追い抜かれ続けながら走るドライバーに哀れみを持つことはないです。
彼は次に勝つための準備をしているのです。

BIG GAMEはほとんどがノミネート制ですから、
ポイント獲得という事を考えれば、
毎回テストと言うわけにはいきません。
たまには勝ちを狙って勝ちに行く必要もあります。
また、それがBIG GAME直前まで必要に迫られることもあるでしょう。
しかし、BIG GAMEに勝つ順番を調整することは可能です。
そんな事を考えながらやっていけるように、
トーナメントではなく1年と言う長丁場の展開になっています。

シーズン初め、全力で勝ちに行く必要はないです、
勝てればいい、程度でいいです。
それよりもチームの弱点を洗い出しましょう。
そして課題を見つけて克服するように努力します。
当然犬の体つくりもBIG GAMEが最大のベストになるように、
今から調整します。
もちろんメンタルな部分もです。

シーズン中盤、ノミネートポイント獲得も含めて、
勝ちにいくシュミレーションをします。
どんな状態で勝ちにいけばそれが実現するかを探ります。
連勝する必要はありません、

シーズン後半、万全の態勢で望めるように調整します。
この時期には勝ってしまうことが多いので、
参加数を減らします。
このとこは当然モチベーションの向上につながります。
ただし、ノミネート権利はほぼ手中に収めてる必要はありますが。

BIG GAME直前に勝ってしまったら、
とにかく休みます。
気分が新たに勝利の執念に燃えるまで休みます。
練習も体力を維持するだけの練習にします。

どうでしょうか、シーズンを戦うって言うのはこういう感じです。
そんなにいろいろと考えてシーズンを送ることは邪魔くさいですか、
それに楽しさがなくなりますか、
そんなことないですよ、たとえば仲間と集うことの楽しさは全く別だし、
犬の意気揚々とする姿を見れる事は変わりありません。
ただ、絶対的な強さを身につけると、
あなた自身はもう少し楽になります。

ということで、次週は「絶対的な強さ」について、です。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2012年5月11日 (金)

第177回

デジタル一眼レフ・・・

買うぞ!と心に決めてから早3ヶ月が経過、
今だ手元にはなんにもない。
なして?
予算は取ってある(少しだけど・・)
一応、型落ちとかのセール品ならなんとか買えそうだ。
ほしいものが安くなるのを待ってるわけでもない、
それどころか、何がほしいのか自分でもわからないのである。

とにかく、種類が多い。
そこに持ってきてカメラ音痴なんで、細かいところはよーわからん。
いろいろ人にも聞くが、どうもトンチンカンなことを聞いているようで、
はなはだ迷惑そうである。すんません。
こうなったら専門店へいくべしと、とある量販店へ。
ありゃりゃぁ~、こんなにあったらよけいにわからんくなるぞ。

ミラーレス、なんとなくわかるが・・・
定員さんを捕まえて聞く。「ミラーレスってなんでしょう」
はぁ?その一言で「それぐらいわかってから出直してこい」的雰囲気。
一応説明はしてもらったが、「へぇ~」としか感想がないのでやはり困ったもんだ。
定員さん、「何を撮りたいですか」って聞くから、
すかさず「写真」と答える。
またここでさっきの「はぁ?」がきたから、答えが違うことに気づく。
「何って言われてもいろいろと・・・犬とか・・・」と答えるが、
もう頭の中は「素人が邪魔しました」でいっぱいになって、
早くこの場を立ち去ることだけに集中する。

なんか遠い昔にもおなじ場面があったなぁ、
そうそう、小学5年の時の釣り道具屋さんだった。
「何を釣りたいの」って聞くから「魚」と答えた。
バカにされて追い払われたのかな、その時は。
全然、成長してないほうにも問題はあるが、
分からないから困ってるわけで、
もうちょっと親切にしてやれよ、素人なんだから。

で、カメラなんですけど、
撮りたいものは決まりました・・決めました。
え~っと、飛んでる蜂が花の蜜を吸ってるところ。
それと、里山の夕焼けで、農作業のおっちゃんがシルエットになってるやつ。
できれば疾走するF1カーも、(これは予算的に無理か)
犬?まぁそれも一応。
候補はね、EOS Kiss X5 、OLYMPUS  PEN E-PL2
SONY  α NEX-C3  Nikon  D5000
PENTAX  K-01・・・です。
お薦め品あります?

S

BIG GAMEな話・・・その後2

ひどくコケて入院されてた方も無事に退院されたようなので、
お次はリハビリですね。
急に動いちゃいかんですよ、
しっかりリハビリして万全の態勢で次に望まないとまたコケますよ。
2回目コケると立ち直れないかも・・なんて脅かしたりして、
まぁそんなことはないですが、コケるよりはコケないほうがいいに決まってます。

勝つにこだわるはバックナンバーで解説してありますが、
ちょっと追記と言いますか、書ききれなかったことを話しましょう。
まず、「勝てればいい」と「勝ちたい」は全く違う、ということ。
それで、あえて質問します。
今新たに思い起こしてその時の気持ちは「できれば勝てればいい」でしたか、
それとも「絶対に勝ちたい」でしたか?
ちょっと付け加えます。
勝ちたい気持ちが強いことは悪でもないし愚でもなく、
あさましくもないです。
さらに、人はともかく犬に無理強いすることでもない。
競い合うという環境では自然です。
また、「勝ちたい気持ち」が楽しさをスポイルすることはないです。

でね、前者の「勝てればいい」は勝つことができても、
その勝ちは奪い取る勝ちではなく拾う勝ちなので、
自分で決めたときに勝ちにいくことはできません。
言い方悪いですが、
拾う勝ちは奪い取りに行った人がコケて落とした勝ちを拾うことです。
もちろん、共にその勝ちに価値の差ありませんよ、
(勝ち価値ってややこしいですが)
奪い取ろうが拾おうが勝ちは勝ちです。
堂々と誇れる勝ちです。
拾うと言うと、ほんと言葉悪いですね。
でも、拾える位置にいたことは間違いなく重要なのです。

BIG GAMEで勝つことは、
そこで勝つことを自分で決めないといけないですね、
となると拾う勝ちではなく、
奪い取る勝ちが必要になります。
で、この勝ちたい決心の大きさが重要なのです。
決心が大きければ大きいほど、油断しません。
ここで絶対的な実力の差はないと思ってください。
これは良くも悪くもですが、
実力の差を感じるのなら目標は2位狙いで、
タナボタ優勝でいいと思います。
勝ちにいく決心をすることは実力の差もないと決心することです。
そうでないと勝ちにいけないでしょ。
さらにここで重要なのが、
実力の差がないということを自分に言い聞かせるのではなく、
「どう考えてもないよな」と自然に思えるまでの練習とその成果が必要なのです。
こう言うとね、地獄の特訓みたいになりますが、
パートナーは犬ですからね、
常識的に犬に地獄を見せては元もこうもないですよ。
地獄を見るのはあなただけです。
ここがね、ドッグスポーツの一番難しいところです。
犬には最高の楽しさを、
あなたには地獄でも楽しいと思える心の大きさを、ですね。

こうした捉え方は自然とメンタルも強くなります。
緊張しようが何しようが、
コンディションが悪く体調が最悪でも、
「地獄を見てきたものは強い」です。
ゆるぎない自信がありますから。
これね、うぬぼれや天狗じゃないですよ。
それはね練習地獄だけじゃなく、
もう一つの地獄も見て来たからです。

もう一つの地獄?
そう、昨日まで入院してじゃないですか、それですよ。
自分も周囲も全世界の期待を背負いながらコケたんだから、
当然地獄に真っ逆さまですね。
泣きながら作り笑いをしたじゃないですか、
ボロボロなのに気丈に振る舞ったでしょ、
飯も食えないのに、「おなかすいた」って気を使ったでしょ、
それに、歯を食い縛るほんとの悔しさを味わったでしょ、
「楽しかったからいいんだ」とか「勉強させてもらった」とか、
無理やり自分に言い聞かせたり・・・
これはね間違いなく競争と言う環境の中に起こりえる地獄ですよ。
そして、この地獄を見れるのもほんとはラッキーなんですね。
なんといってもほとんどの人はみたことない世界ですから、
まぁ、えん魔さんや死神を生で見るのはないことですよ。

と言うことで、
勝ちたい気持ちの大きさが重要、と言う話でした。
バックナンバー「勝ちにこだわる」復習しといてください。
次週は、「勝ちの順番」の話をしましょう。

上から目線ですんませんでした。
「すいません」と言わないところがミソでした。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2012年5月 5日 (土)

第176回

すんません~、UPする日を間違えました。
なんか、体内時計がおかしくって、今日が木曜日だと思っていました・・
そうなんよ、大会が日月だったからそこからおかしくなっていたようです。
それに連休だしね・・・
ビン缶のごみ収集もなかったし、
えっ?チホウ?が出てる?そんななまさか、
でも出る人は早いみたいだし、怖っ!
そう言えば、玄関ドアの前で靴を脱ぎました。
メガネを付けたまま顔を洗いました。
車のキーを手に持ったままそのキーを探しました。
チキンラーメンに沸いてない湯を注ぎました。
靴下はいたまま風呂に入ろうとしました。(入ってはいません)

すいません、おかしなこと言いだしたら他人のふりしてくださいね。

BIG GAME・・・な話・・その後

ところで、グランプリファイナルに参加された方・・どうでした?
「どう?」って聞くな!・・ですか?
そうかぁ、コケたんですね。
怪我はしませんでしたか?
してない、ちょっと躓いた(つまづく・・こんな漢字かぁ)だけ、
それはよかったですね。

あなたは?コケたけど摺りむいただけ、それもよかった。
君は?えーっ!入院するほどではないけど自宅療養ですか。
あなたは全身骨折の重傷ですか・・・それは気の毒に。

こう言ったゲームでコケることは珍しくないですし、
優勝した人以外を「コケた」と言うのなら、
ほとんどの人はコケたことになります。
だから、まぁ、その~気にしなくていいです。
と言いたいところですが、
せっかくコケたんだから、これを機にさらにステップアップしましょう。

コケた、と言っても次の人はコケていないので、
ほんとに気にすることはありません。
それに本人の自覚でコケたと思っていても、
意外とそうでもないときもあります。
まずは、参加することが最大の目標で、
勝ち負けにほとんどこだわらなかった人。
同じような考えですが、決勝に進出したことで燃え尽きてしまった人。
日ごろからボロボロになってよくコケる人。(なんという失礼な言い方)
パーソナルベストなど、優勝以外の明確な目標があって、
それを達成した人。
無我夢中で楽しめた人。
コケる自覚があった人(これも失礼な言いかたでした)
勝つことはできなかったけれど、結果に満足できた人。
勝てればいいと、思っていた人。です。

最後の「勝てればいいと思っていた人」は微妙ですが、
やはりそれでもコケてないです。
「勝てればいい」と「勝ちたい」は明らかに違いますから。
となると、じゃぁコケた人ってどういう人?ですね。
それは「勝ちに行ったけれど勝てなかった人」たち、です。
勝てなかった理由が少しなら、躓いた程度でいいでしょう。
信じられないぐらいボロボロなら自宅療養ですか、
3日ぐらい悔し涙を流すなら、骨折入院ですね。

どんなスポーツでもそうですが、
「勝ち」がすべてではないですよ、
もしそんなこと言ったら、
明らかに勝てないとわかっている状況で、参加することが無意味になります。
オリンピックも成立しなくなります。
そんな話ではないのです。
特に、ドッグスポーツですから、勝ちに行ける状況がまず非常に少ない。
ちょっとしたタイミングのずれで参加できないこともあるし、
ファイナルの時に犬がベストとも限らないのです。

もし今回「勝ち」にいったのなら、
それは極めてまれな状況だと思っていいいですね。
さらに、この状況でコケたのですから、
こんな経験もめったにできるもんじゃないです、ってことですね。
端的に言うと「コケたのだから、なんか掴んで起き上がりましょう」
ってことです。

正直言うと、泣くほどコケると「でかいもん」つかめますよ、
それは技術であったりメンタルなことであったりしますが、
間違いなく「でかいもん」です。
それをつかむと考え方や犬生活が一変しそうです。
それにその「でかいもん」は売ってないですし、
人から分けてもらうこともできません。
自分で経験するしかないのです。
もう一度言いますね、「泣くほどコケないとつかめないのです」

でもね、泣くのは3日ほどでいいです。
家に帰ってすぐにケロっとしているのはダメですよ、
それではつかめないです。
「忘れようとする」はOKですが、本当に忘れたらそこはNoですね。
ポジティブになるには3日泣けばいいです。
それ以上泣くと今度は絶望感が勝ってネガティブになってしまいます。

来年こそはコケないでおこう、そして勝とう、
と思うことも大切です。
そのためにはやはり良い思い出が必要です。
だって、そうでないと「もうこりごり」になるでしょうに。
結果はともかく、楽しかったぞまた来年来るぞ、
という思いも同時に必要ですからね。

どうですか、コケて入院している人、
新しい遠くの仲間ができましたか?
そして、その仲間と「来年会おう」って約束できましたか?
ついでに「今度はコケないからな、覚悟しろよ」って言ってやりましょう。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2012年4月27日 (金)

第175回

御前崎にて

先週、ちょっとカッコ悪い話をしました。
・・ちょっとじゃなくてずいぶんだけど・・・
まぁ、なんですわ、このさいついでにカッコ悪話を連発しましょう、
こう見えてもけっこう天然なんで、ありますよその手のエピソードは。
人格を失わない程度にしておきますがね。

御前崎マリンパークでのこと、
大会でよくいくけど、風が強いことで有名。
そりゃそうだわ、風力発電用風車の真下だからね。
犬の散歩中ウンチを拾おうと思ってナイロン袋をポッケから取り出す、
瞬間、強風にあおられてサーっとそのナイロン袋が風に舞い上がる、
「あっちゃー」とばかりに必死こいて追いかける、
だが追い付きそうで追い付けない。
追い付いたらまた飛ばされて・・・
完全にウンチ袋に遊ばれてる。

クソって思いながらも、ふと周りを見渡すと何人かの人がこっちを見てる。
だけど、笑うって感じじゃなく、どちらかと言えば同情、もしくは応援。
「頑張れ、そこの人、その袋を捕まえるんだ」、って感じか、
ちょっと会釈するとその何人かもちょっと頭を下げる、
間違いない、見られてる、完全に見られてる、しかも期待されている。
このシチュエーションになると、がぜんフリースタイラーの血が騒ぐ。
ん~悪い癖だ。

今度は今にも舞あがりそうに小刻みに震えてるその袋に向かって、
ぬき足差し足で近づく、
周りの人にこっちから視線を向けることはない、
だけど、きっと緊張してこの状況を見ているはずだ。
手が届きそうなぐらいまで近づいているが、まだ捕まえない。
タイミングを計る、何のタイミングかと言うと、その袋が舞い上がるタイミング。
舞い上がった瞬間にジャンプキャッチするのだ。
良いストーリーですね、完璧。

来た、その瞬間。
袋の揺れは大きくなって、とうとう耐えきれなくなって、
一瞬の間を置いた次の瞬間、一気に舞い上がる。
ヨシ今だ!
ジャンプそしてキャッチ。成功だ。
手に袋を握りしめて着地の後、しばらく微動だにしない。
ここで遠くから拍手が聞こえる・・・はず。
「おっかしいなぁ~、聞こえんぞ」
しかたがないので、そっとそっちのほうに目をやると・・・
・・・・誰も見てへんやんけ!ったく。無視かい!!
みんな他所見とるがな!もう!

世にも珍し、誰にも見られていない「カッコ悪い」話でした。
見られてないからいいっすけどね。

Omae

BIG GAMEな話・・・最後。

最後って、とりあえずです。
明後日からはグランプリファイナルですからね、
あまり脅かすようなことは言えないし。
ということでメンタルな話をして締めくくりましょう。

前回に作戦をたてて、などと言いましたが、
それもこれもメンタルな部分が強くないと話にならんですね。
といってね、メンタルさって言うのはある意味で誰でも強いし、みんなが弱い、
そういうもんなのです。
心が折れない人はいないですよ。
それに波に乗るとだれしもが調子がよくなりますから、
さらに冷静になってもっと乗れるようになります。
じゃぁその実際にあるメンタルな強さの差ってどういうこと、となりますね。
確かにタフな人もいますからね。

何事もなければ調子は良いわけで、
崩れていくことはないです。
で、それが崩れると言うのは、なにかがおこるからなんです。
何が起こりますか?あなたの身に、
気持ちが沈む、不安になる、緊張する、ですか?違いますね、
それは具体的なミスが起こるからなのです。
投げ損ねる、タイミングを計れない、などですね。
仮に、緊張で頭が真っ白で何も考えられなくなって、
不安で気持ちが沈んでもちゃんと投げられたら、
そしてキャッチに成功したら、
つまりミスを起こさなかったら、
それは結果オーライになります。
そうすると、今度はいつの間にか冷静になって頭がすっきりして、
判断力が芽生え作戦を考えられる、
と言うふうに変わってきます。

なので、まずは緊張に打ち勝とうとしないでいいです。
「リラックスしろよ」と言い聞かせた瞬間に「リラックス」できなくなります。
同じように「今日は楽しもう」なんてこともダメです。
そう言い聞かせたら楽しめていない証拠ですから。
楽しいときの感覚はただひたすら「楽しい」です。
無理やり楽しもうとはしませんね。
「自分を信じて」とか「今までやってきたことを」なんて思うのもダメです。
そう言うのは人から言われるもので、
自分で言うものじゃないです。

どうしますか、どうしていいかわからんくなってきますよね、
だからここは自然に任せましょう。
と言ってね、「自然に任せよう」って思うことじゃないですよ、
本当に自然に任せる。
堂々と「緊張して何も思い浮かばん」、
「落ち着かなくて、頭変になりそう」
「誰の声も聞こえない」などと思っていいし、考えてもいいです。
口に出したらなおさら良い。
そうすればここは自然体ですから、
体が勝手に動きます。
多少のぎこちなさはあっても、体の覚えてるリズムにゆだねます。
となるとこれまでの練習の成果が発揮される、と言うことになります。
ただね、一言付け加えるとなると、
自然になった時に体がそれに反応するくらい、日ごろの練習は必要ですよ。
この状態でうまく事が運べばほんの数秒で、
信じられないぐらい冷静な自分が発見できます。
そうなると波に乗れますから、あとはお任せコースで十分です。
もう一度言いますね、「結果オーライ」で十分です。

万が一ミスが起きたら、一瞬で忘れましょう。
そのミスの原因を探したり、後悔したりして引きずらないことが肝心です。
「しまった」とかも思わなくていいです。
無かったことにするんですから、自分にウソをついてるのと同じですが、
そんなウソは気にしなくていいです。
ミスはその場ですぐに分析し、二度と起こらないように・・何ていいますが、
人身事故の類でもないですから。
それに競技中にそんなことしてる暇はないです。
ミスの反省は競技が終了してから嫌でもやらされるので、
今は何もしなくていいです。
ここも自然体です。「あっちゃー、失敗した」とだけ言えばいいです。

どうしようもないぐらいボロボロになったら、
ここも自然体でいきましょう。
まぁ、一言で言うと「明日に向かって走る」です。
絶望感は家に帰ってから味わえばいいですよ、
今この場でそこに浸ることはないです。
開き直るじゃないですが、ここでもまたよけいなことは考えなくていいです。
見せるものは見せたい、とか言って大技を仕掛けたり、
10ポイントを狙ったり、そんなことはしなくていいです。
もうすでにボロボロでどうしようもないんですから、
淡々とこなすことで、この場をリセットしましょう。
すると、次のラウンドや次の大会、
そう「明日が見える終わり方」ができます。

1ラウンド目でボロボロになると、
もうあきらめて、この場にいること自体が嫌になりますよね、
でも嫌になったままだとやはり明日は見えないです。
絶対に勝てないとわかっていても、
最後までちゃんと戦う、こうすると明日が見えます。
明日が見えるとまた戦い続けるわけですから、
次は勝てる、となるのです。

とかくこう言ったBIG GAMEでは小さなミスを大きく捉えがちです。
フリーでは大技を一回失敗しただけで、
ディスタンスなら1ミスしただけで、
あきらめ感と絶望感を自分に味あわせようとします。
これってたぶん、自分への戒めを作ることによって、
その後のミスを防ごうとしてるんだと思う、
だけど、事実はそんなことしてる暇はないですから、
自分への戒め、必要ないです。

肝心なことを、
ミスでボロボロになって、
嫌になって逃げ出したくなるのはあなたであって犬たちではない。
それでも犬たちは健気に走る。
もしあなたがそういう状況でイヤイヤな態度をとるなら、
残念ながらあなたの犬はかわいそうです。
と、言わざるを得ないですね。
実は、ここにディスクドッグのメンタルな強さを保つ秘密があって、
「犬たちを楽しませる」という事だけを考えると、
ミスを乗り越えられるんです。
「失敗したけど、君は楽しいんやね」、
この言葉がキーワードになります。
あなたは失敗したんだから楽しまなくていい、
でも、犬が楽しめてたらとりあえずはOKでしょう。
そしてこれであなたもきっと「救われる」はずです。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2012年4月20日 (金)

第174回

とあるサービスエリアで・・・

以前に、タイヤバーストで死ぬ思いをした、って話をしました。
実はあれからちょっとトラウマになっててね、
タイヤのパンクが気になって気になってしょうがない。
遠出の前は必ずエアチェックするし、
サービスエリアで休憩した後も出発のときには必ずチェックします。
どうするかと言うと、ガソリン入れるときはついでに空気圧を、
そうでないときは足でタイヤを踏みます。

メシ食って、さてと出発するか、
その日は雨が降ってて、「しっかりチェックしなきゃ」と、
傘さしたままいつもより入念にタイヤを踏んだ。
ギュ、ギュ、ギュ。よし、大丈夫。
すると後ろから見知らぬ男性の声。
「何しているんですか?」
「いやいや、バーストが怖いのでパンクしてないかチェックを」と言うと、
その男性「ありがとうございます」って言う。
ん?変な感じやな・・・
えっ?まさか・・・・
「スンません、車間違えました」「オレのはあっちです」

やっちまったぜ、久々に。
だいたい、シルバーのハイエースは多すぎる。
電機や設備関係の人はほとんどそう、
犬関係でも多いです。
どうかしたら1日に20回ぐらい同じ車にすれ違う。
なんか目印でも付けるかぁ?はっきりとわかるヤツ。

しかし、ありがとうって言ったその男性、立派ですね、
関西だったら「おら、おら、なにしてけつかんねん、ひとのくるまに」、
てなこと言われて平謝りですよ。
まぁ、久しぶりに顔から火が出ました。

Ima

BIG GAMEな話・・3

ディスタンスの話をしましょう。
このゲーム、ただ投げてキャッチさせて戻ってくるだけ、
なんて思っていると失敗します。
作戦をしっかりとたてて挑まないといけません。
作戦?そんなもんいるんですか?
いります、あえて言うなら作戦が必要な競技です。
同じ勝つのでもここ一番の時に勝てるようなチームにするには必ず作戦が必要です。

作戦がない人はどうしてるかと言うと、
今、この状況で投げられるだけ投げる、
飛ぶだけ飛ばせる、と言うトライをしています。
まぁ、いいんですよそれでも、
だけど、それは条件付きのいいプレーってことになってしまいます。
その条件とはおもに風の天候ですね、
ようは天候が荒れなかったら、と言う条件下ではベストを出せる、なのです。
天候が悪いだけでもうあきらめて、ベストを尽くさないチームもありますよ、
朝からいきなり「今日はダメだわ」ってやりもしないで言いますよ、
そういうときはこう言います。
「これこれ、そんなんに犬を付き合わせなさんな」

確かにねポイント的には厳しいですよ、
爆風のときなんて見事に0が並びますから。
だけどポイントが伸びないことと勝つことは別です。
35ポイントとっても勝てないときは勝てない、
反対に15ポイントでも勝てるときは勝てます。
そういうもんですね。
勝てるための条件をこっちが選らんじゃだめ、ですね。

もうひとつ作戦がないと緊急事態に対応できないですね、
緊急事態とは思わぬミスや他の犬の乱入、邪魔なものの飛来とかです。
そういう時はパニックになるのが精いっぱいのできることです。
だけどそんなことしていたら後はほんとにボロボロです。

それじゃ作戦を立てましょう、
で、必要なのはまずは規則です。
ルールを明確にします。大会のじゃないですよ、
自分の中のルールね。
次に自分の技量を知る、こう言えばたいそうですが、
アベレージを知っておきましょう。
大切なのはどの距離ならコンスタントに投げ込めるかです。
なんかの偶然で10Pエリアまで飛ばせるからと言って、
いつでも飛ばせるのではなかったら、
それはアベレージにはならないので作戦からは除外ですね。

あらゆる条件のときの自分をデータ集積して置くのも大切。
すいません、あまり・・言いにくいですが、
多くの人は自分を過大評価します。
8Pエリア、確率は20%なのに一度届くとアベレージをあげてしまいます。
このね、過大評価、これは冷静に受け止め現実評価にしましょう。
もちろん過小評価もダメですよ、ってそんな奴いないかぁ。

規則を決めます。
どんなに追い込まれても無謀な挑戦はしない。
これも規則として受け止めると守れますよ。
紙に書いて壁に貼りますか?

チョロ(残り時間わずかな時にショートスローを加えて2投投げるテクニック。)は、
残り15秒の時に手元に帰ってきていたら挑戦する。
こいつもきっちりと決めておかないと、
必ず失敗して予選落ちします。
その場で思いつきでやってもうまくいきませんからね。

規則が決まったら実行に移します。
さて、条件検索です。
ほぼ、風の問題です。
この追い風なら、普段よりディスクは伸びるな、
ならば狙いは6Pか、それも6Pぎりぎりがいい。
そこを試すために1投目はややショートの5を狙う。
これはキャッチできなくても、次は6を狙う。
これね、目標を遠くから近くへは難しいけど、
だんだん遠くはやりやすいです。

コンスタントに6を4ついきます。
ここで残り15秒、追い風のチョロは難しいので、
一番手前の3にしておく、
最後の1投はロングを攻める、
しかし、7以上は狙わない。
今日の風だと8まで狙うとディスクダウンするから。

こんなふうに作戦を立てます。
そしてこの作戦をベースに「もしも、こうなったら」の対処も考えておきます。
この作戦はいつ立てるか、
状況が刻々と変化するので出番の3チーム前、でいいです。
規則やデータ収集はできているので、
後は風に対して作戦をチョイスするだけです。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2012年4月13日 (金)

第173回

スマホのその後・・

ぜ~んぜん進歩してません、
アプリは全く使わず・・・と言うか、
「ナビウォーク」とかなんか、現在地設定から画面が進まんし、
よーわからん。
相変わらず、電話とたまにメールぐらいか。
電話にしたってスッと出られん時あるし、
つまり画面を押すんだがなんか変な画面が立ち上がったりして。
メールは文字が打ち込みにくいのか、打ち込みやすいのか、
それも分からない。
何れにしたってパソコンのキーボードのようにはいかない。

そうそう、目覚まし時計を使ってる、
下手して設定を間違えると音が鳴らなかったりするけど。
でだ、先日も朝、鳴らなかった。
また設定を間違えたかと思い、いろいろと触ってみるが鳴らない。
そんな時、電話がかかってきた、バイブ作動。
「あれ?、マナーモード?」ちがう、ちがう。
「おかしいなぁ~」電話もならない。
そう言えばキー音もならない。
何をどう触っても音が一切出ない、?こわれた?

まだ何日もたってないし、落としたりもしてないのに、クソっ!!
しょうがない、ショップへ持っていこう。
ショップのお兄さん「おかしいですね、ほんとに鳴らないです」。
こんなの初めてです、と妙に慌てた様子。
たぶん、クレーム付けられると思ったんでしょう。
人相悪いので・・・
「ちょっと預からせてください」とお兄さん。
「な~にぃ~」・・・そんなこと言ってません。
「この前買ったとこやのに、な~にぃ~」・・・い、言ってないって。
相手は流行りの難しい「スマホ」さんだから、
「こっちのせい」が脳裏あるからおとなしいものです。

「預けてもいいですが、電話がないと困るので」・・・
そこでこの前まで使ってた電話をチップだけ入れ替えて、また使うことに。
持ってきてなかったので、明日出なおすことに。
家に帰ってふと森川氏(K9のマネージング・ディレクター)の言葉を思い出した。
「スマホはパソコンみたいなものだから、たまに電源切って再起動する」って。
そうかぁ~・・試しに電源切ってまた入れてみた。
えっ!?鳴るやん、音。しかも普通に。直った。

おいおいスマホくん、偉そうにしてて、けっきょくそれかい。
コンセント抜いて直るのと一緒やんけ、それって、
むかしテレビの頭をドンドンって叩いたあれやん。
ったく、もう。
それにしてもお店の兄ちゃんにどう言おうか、
まぁ、この一件でもうスマホは怖くないね、
なんかあったらコンコンって叩けばいいのよ。

Au

BIG GAMEな話・・・その2

今回もフリースタイルの話題を。
なんといっても印象が大事、
「けっきょく主観なんですね」って、あんた、
そういうことは言うもんじゃない。
その議論は20年前からずっと付きまとってるから。
表現力を競うスポーツはそういうもんです。
まぁ、それにそういった評価が苦手な人はフリースタイルはしてないです。

前回「つかみ」の話をしたけれど、
やっぱし服装も大事ですね。
あえて衣装とまでは言わないですが、
やはり「それらしく」はありたいです。
キマッた服装なら高ポイントそんなものはないです、が、
印象がよければどこかでそれは良い影響に反映される。
たとえば、どっちのポイントを付けようか迷った時、
自然と頭の中で良い印象をプレイバックしてくる、
そして見つかれば当然高いほうのポイントをチョイスすることになる。
良い印象ですからね、
ここは誤解のないように、目立てばOKでもないですから。
「キマッてるかどうか」です。

でもまぁ、そこんところも楽しんだらいいのではないかと、
何でも一緒、服装なんてかんけーねぇーし、とか言わないで、
せっかくだから楽しめばいいと思いますよ。
そうそう、そういった意味でなんですが、
白とブルーと黒でコーディネイトしてる人がいてね、
これがなかなか決まってる、そしてその細部にわたるこだわりがとってもいい。
もちろんディスクも白とブルーを交互にストライプに持つ、
しかもディスクのプリントが黒ときたもんだ、
さらに足元もちゃんとコーディネイトされている、さりげなくね。
感心しました、まいったなぁ~です。

服装の話をもう一つ、
それはパーカー類ですね、フードの付いてるやつ。
実は過去に2度、バックボルトでそのフードに足を取られた犬を見たことがあります。
一度目は難なくすり抜けたが、
もう一つは足が抜けなくなって前へずり落ちた。
めったにあることではないけれど、
危ないことには違いないですね、気を付けましょう。
っていうか、フードはないほうがいいと思う。
それに、オープンポケットもけっこう足が入る、
ドッグキャッチの時に胸のポケットに足が入ったり、
ニーボルトも蹴る位置を間違うとそんな危険性もある。
これは実際に見たことはないが、自身に経験がある。
ない?オレだけ?そんなことないやろ。

最初の話で、服装に目をやる、
その時にフードが付いてるパーカー着ていてもそうは思わないが、
それでいざバックボルトとか見ると、
「危なそう」と不安になる、
まぁ、だからって「安全性」を低くしたりはしませんがね。
印象とはこういったことですね。

失敗したトリックを再度すぐにやり直しするとどうか、
これも非常に印象が良くない。
気持ちは分かるんですよ、
とくにそれが決め所だったりするとね。
ここで決めてこそ、ですから。
当初から2連チャンの構成ならいいですが、
そうでない場合、仮にやり直したときに成功しても、
そこからの流れは一気に乱れます。
よどみなくルーティーンを流して、そこに予定外が入るわけですから。

トリックを見せることを念頭におくと、
失敗したときにやり直す傾向がある。
逆に流れを重視するとそこは見切ってやり直さない、です。
で、見ているとその通りの印象となるんですね。
やり直して成功して、「あー良かった」とはならないんです。
直前に一回失敗しているので、「チャラ」なんです。
それよりも今後の乱れた流れのほうが気になる。

失敗したらどうすんのよ・・
まず、失敗でなかったかのように振る舞う、
うまくいけばごまかして乗り切れるし、
新しいトリックを発見できたりもする。
これね、フェイクオーバーとかそもそもこうして生まれましたから。
それでも明らかな失敗だったら、
堂々とする、けっして落胆したり投げやりな態度はしない、
「予定通りの失敗です」ぐらいでいい。
すぐにやり直さないで、流れ重視でいく、
そして、しばらくたってからどこかでもう一度挑戦する、
ただし流れを乱さないように工夫する。
無理そうだったらやめておく。
こんなふうにしていただくと、ミスでも印象は悪くないですよ、
といってミスが帳消しになったりはしませんが。

確かにね、決めないと次へ進まないトリックもありますよ、
とくにプラント系はそうですね、
フットスツール?でしたっけ、
足の裏に乗せるやつ、あれなんか絶対に決めないと次に進まない。
まぁ、やり直し2回までならOKでしょう。
それでも失敗したら潔く諦めましょう。
なにもなかった、という顔をしてください。
これね、別の言い方をすると、まれにやり直してもいいトリックなんですね。
「難しいことを今からするぞ」というアピールが事前にあるからです。
寝っ転がった時点で何するか分かりますから。
そういうトリックはやり直しOKです。
バックボルト・バタフライトスとか、
フリップからの背中でドッグキャッチもそうです。
見え見えの大技、ですか。
それでもくどいようですが2回までね。

ミスが大量発生したら・・・・
今日の勝ちは諦めてください。
次に頑張りましょう、
どれぐらいのミスの数って?
それは言えん、あなた次第ってことです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年4月 6日 (金)

第172回

宝の山・・・

P1000093

どや!この雰囲気、
まるで海賊のカシラが開けた宝箱から金貨をすくい取るよう。
いただいた駄菓子セットです。
駄菓子には懐かしの思い出がいっぱいある。
だから宝物なのです。
それに、こんなふうにこぼれるほど手にするなんて、
幼少のころは有り得なかったしね、

年代的にまさに映画「ALWAYS三丁目の夕日」です。
近所には駄菓子屋さんが3軒あって、よく通ったものです。
駄菓子屋さん行ってくる、なんて言わないです。
そもそも駄菓子って言葉も使わなかったんじゃないかな、
もっぱらそこのお店の人の名前で呼んでました。
今井さんに奥田さん、もう一軒はなんだっけ、思い出せない。

予算はだいたい10円です。
まぁお若い人には想像もできないでしょう、
40年以上昔の話ですから。40年・・・ですよ・・ったく。
もちろんウチが裕福じゃなかったせいもあるけど、
その10円握りしめて、いそいそと出かけます。
距離にして家から500mほどだから、
子供にしてはけっこう遠い。
でも道すがら虫なんかを探したりしてた。

友達とはいかなかったですね、
第一そんなに友達もいなかったし、
一人がいいと思ってたから、
当時から根暗な変わり者だったのかもしれない。

10円で何が買えるのかって言うと、
けっこういろりろと買えましたよ。
もっともやはり10円だから数は買えませんが。
地域によって言い方が変わっていると思うので説明にはなりませんが、
一番安いのは一枚1円の「1円せんべい」、これは美味しかった。
棒が斜めにささったアイスキャンディが5円。
芋飴と水飴も5円、ゲタ菓子の当てもんも5円。
ゲタ菓子、分かります?黒砂糖のパンみたいなひし形のヤツ、知りません?
「当てもん」はくじ引きですね。
あたると大きなゲタ菓子がもらえます。
コリスガムとラムネの当てもんは10円だったか、
糸飴も5円だった。
糸の先に飴が付いていて、どの糸がどの味の飴か分からなくなっている、
イチゴがほしいと思っても、メロンだったりする。
でね、こいつをなめた後、舌がすごい色になっているのがまた楽しい。
と、まぁ話せばきりがないのでやめますが、
やはり古き良き時代だったと思います。

BIG GAMEな話・・その1

大きな拒否の話は来月からにでもしましょう。
確かに重たい話になるのは分かっているし、
ちょっと時期的にタイミング悪いかな・・・って。
K9のシリーズ戦もいよいよ最終戦です。
残すはグランプリファイナルだけです。
このグランプリファイナルはいわば全日本選手権ですから、
やはり特別な大会、つまりBIG GAMEなのです。

BIG GAMEにはそれなりの戦い方があります。
戦うって言葉悪いですか?
でも、基本、競技ですからね。
楽しむはもちろんです、あえて言うなら楽しまなければ戦えないです。
逆のような気がしますが、ディスクドッグとはそういうものです。
最高に楽しんだチームが運を引き入れて勝利を手にします。

「悔いの残らないように全力を出して」、
スポーツに限らずいろいろな場面で言われる言葉ですが、
犬が相手のことでは特にこの言葉は重たいですね。
1年に1回のこの日、「まぁ、いいか、来年もあるし」が、
犬には当てはまらない、と考えていただきたいです。
また、そんなことが平気で口に出るようであれば、
それは犬にとってとても失礼なことだと私は思っています。
犬は人より7倍のスピードで生きています。
時には恐ろしいまでの速さで成長しています。
そして同じように老化して、死にゆくスピードもやはり7倍なのです。
今年諦めて、来年もっとよくなるかもしれない、
しかし同じように、来年はもっと厳しくなるかもしれないのです。
人の世で言うところの「一寸先は闇」ではないですよ、
「明日頑張ればいい」これはOKです。
でも「1年先に頑張ればいい」これはNoなんですよ、犬には。
そんな先は見えないんです。
それを証明するかのごとく犬たちは健気ですよね、
ほとんどいつも全力です、
前回までの拒否行動にあっても健気に全力でイヤイヤするのです。
なのでこの日に限って「まぁ、いいか」は犬に失礼だとなるわけです。
「あんたはいいわよ、人なんだから1年先もたいして変わってねぇーし」
「でも、オイラは犬なんだぜ、1年先のことなんてわかんねぇーよ」
と言うことですね。

それとね、こう言った大会はノミネート制ですから、
ノミネートされなかった人からの期待もあると思っていただきたいです。
「自分で勝ち取ったんだから、勝手でしょ」って、
まぁ、確かにね、でもその人たちがいるからあなたはここにいるわけでしょう、
そこんところも少しは察してもらえませんか、ですね。
なぜこんなことを言うかと言うと、
自分で勝ち取った権利だと思うと、
どこかで出場をおろそかにするんですね、
そうなると、当然犬に対しても気配りが欠けてくるんです。
高校野球でもトーナメントで負けたほうは必ず負けた相手にエールを送る、
それは習慣でもなんでもなく、本心だと思います。
ノミネートされなかった人たちも本気でエールを送ってくれます、
それを足蹴にしちゃいかんです。

と言うことで、かなり長い前置きになりましたが本題の戦い方に。
まずはフリースタイルから。
一発目の「掴み」が重要です。
ジャッジをつかむだけではなく、
他の出場者、一般ギャラリーまでをもつかんでしまいましょう。
そうするためにはコートに入った瞬間から勝負です。
ここでいかに注目させて引き込むか、です。
奇抜にチャラけて見せればいいか、ではないところが難しいところですね。
あまりにも攻撃的な態度もよくないですし、
消極的なのもいまいちです。
「そんなん、緊張してるから無理!」ですよね、
でも、「掴み」に成功すると緊張もいい具合になりますよ、ほんとに。

ジャッジはここで掴まれると、
次の展開を期待します。
これはより集中して見る、と言うことです。
掴まれないといい加減に見てる、ってことじゃないですよ。
より集中してるってことです。
もうちょっと本心を言うと、「掴んでくれ」って思ってます。
訳わかんないことされると「何がしたいのさ」って思ってしまいますし、
それは掴まれて「よーし来た、で、次は」って思うことと印象が大きく違うので、
違った印象はどこかで戻らない限り引きずってしまうのです。

何かにつけて話ししますが、
あらためてミッシェル・クワンのことを言いましょう。
ミッシェル・クワンは一世を風靡したフィギアのスケーターです。
世界選手権5連覇?の偉業を持つ人です。
10年前に長野であった世界選手権を見に行きました。
第2日目のフリースケーティング、4分の演技の始まり、
リンクに入ったクワンは所定の位置まで何度も大きく旋回します。
表情は緊張とも言えるような少しこわばった感じです。
ようやくゆっくりと少しうつむいた感じで、
所定の位置について止まった瞬間、スーッと顔を上げ「にこっ」としました。
そして演技をスタートしたのです。
見ているすべての人を緊張に誘い、一瞬でそれを解放しました。
この「にこっ」でジャッジもギャラリーもクワンの世界に引きこまれました。
まさしく「してやられた」って感じでした。
他のすべてのスケーターは怖い顔のまま演技をスタートしています。
ほほ笑んだのはクワンだけでした。
完璧な「掴み」でしたし、それをやってのけたクワンは別格です。

とまぁ、短い文書では臨場感は伝わりませんが、
ほんとにすごかったですよ、
それに私がそう感じたことをのちにテレビで解説の人も言っていたので驚きました。
そういう世界なんだと思いましたし、
これはとても重要なことだとも思いました。

だからって、スタートに付いたときにこっち見て「にこっ」ってしなくていいですよ、
まぁ、してもいいけど似合う人と似合わない人がありますから・・・
とにかく「掴んで」いただきたいです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年3月30日 (金)

第171回

時代に追い付けず・・・

よしっ!来たぞ!とうとうやったぞ、スマートフォン。
略してスマホと言う。ほんとはスマフォですけどね。どうでもいいですが、
長らく使ってる携帯電話、一度修理してそれでも使ってた。
ところがやはり電池が寿命らしく、全く充電しなくなった。
で、これを機にスマホにチェンジと相成ったが、
無抵抗であったわけではない。
少しはじたばたしたのだ。
何にって、「流行に」、です。
一応、流行りものには二の足を踏むタイプです。(つまらんヤツ)

もともと携帯電話やメールに対する依存度は低いほうなので、
スマホにしたら?って言われてもなぁ・・・だったんですが、
今や時代はスマホのようです、
好き嫌い、向く向かないは別にして、
ちゃんと扱えるようにしておかないといかんなぁ、
と思って決心したわけです。が、
こいつがなかなか簡単ではない。
確かに便利みたいです、なるほどと思わされることが多いし、
その技術力もたいしたものだと思います。
しかし正直、チトややこしいぞ。

さて、何ができるのか、いろいろと試してみよう。
取説でも読んで、と思ったがなかなか前に進まず、
いまだメールはもとより電話にもすぐに出られないありさま。
あれ?どうした?関心ないのか?
おもちゃじゃないけど、新しい機械にワクワクしない?
そうなんです。これがしないんです、ワクワク。
使い方覚えるのがすごく億劫になってる自分を発見した。
う~~、やばいぞ、これは。
何事にも前向きがポリシーだけど、その気持ちがわかない。
年かなぁ、なんてついつい弱気になる。
時代に追いつけてないのか、頭の中、
それとも単なる老化か。
とにかく頑張れ、それぐらい「屁」でもないぞ!と下品に励ましています。

Sumaho

こんなもん、ちょちょいがチョイ、よ!!
と、強がってはみるものの・・・

拒否の解決・・・5

小さな拒否のよもやま話。

小さな拒否そのものはたいしたことないです。
ほとんどは気の持ちようでなんとかなりますし、
場合によってはほっといてもなんとかなる。
むしろ、ほっとかないでかまい過ぎて悪化することのほうが多いですね。
多くの人は拒否に対して敏感です。
それは実際に見たり、
多くの人から脅しのような話を聞いたりするからですね。
だからいつも拒否に対してはアンテナを張り巡らせて、
いつでも対処できるように構えています。
それで、拒否らしき行動が見えると、
「待ってました」、と言うのは変ですが、
まるで期待していたかのように大騒ぎします。

ちょっとキャッチを見送っただけで、
そりゃもう大騒ぎですよ。
「でたー、拒否だ!」
「とうとう拒否がきたかぁ!!」てなぐあいです。
同じように普段はしない臭い嗅ぎをしたら、
これも大騒ぎです。
確かにね、普段と違う行動をすれば拒否を疑う余地はあります。
しかし、ドッグトレーニングにおいて、
そういう部分はつきものなのです。

私たちは機械のごとく正確に犬たちに動いてほしいと願っています。
覚えることは速く正確に、
覚えたことは迅速的確。(言葉の意味は一緒ですが)
もしそれが理想の形とかけ離れていたら、慌てます。
「どうしたんだ、いったい」っと。
でも、よーく考えると犬も感情の動物、
私たち人と大して変わらないですね。
だったら同じように感情で左右されるし、
機械のごとく正確になんて絶対に無理です。
時には違うことも考えるし、ちょっと冒険や逆らってみたくもなる。
我々だってイヤイヤの一つぐらいありますからね。

「どうも拒否っぽいなぁ~」、って思ったら、
まぁ、そういうこともあるだろう、ぐらいに考えると楽になります。
こっちが楽になると、雰囲気が穏やかになりますから、
犬のほうの態度も変わります。
大変だ拒否だ~、って騒ぐと、
犬も「そうなんです、大変なんです」って態度になりますが、
穏やかに接すると、
犬のほうも気を使って「ごめん、そんなつもりじゃなかったんだけど」って言ってくれます。
こう言ったやり取りがその小さな拒否を解決するには必要なんですね、
この項の最初のほうで言った通り、
小さな拒否が育って大きな拒否につながることが多々あります。
そしてそこには必ず大騒ぎしているあなたがいます。

拒否に強い犬と弱い犬がいます。
これは我慢強いとかじゃないですね、
どちらかと言うと生真面目か不真面目か、って感じです。
生真面目は拒否を起こしやすく、
不真面目は起こしにくいです。
そして面白いことに、犬だけではなく人にもこれが当てはまります。
少なくとも拒否を起こすときと言うのは、
そのチームがもう一歩上を目指したときなのです。
技術的にあるいはコミュニケーションの質を今よりも向上させたい、
そんなときです。
今やれる範囲だけでするのなら、犬は拒否を起こさないのです。
「なりに」って言葉がありますよね、
彼は彼なりに頑張ってる、とか言う使い方です。
これが彼は彼以上に頑張ってる、となった時に拒否が出やすくなるのです。
つまり、向上心が強く生真面目な人ほど拒否が出やすいということなのです。
言いかえれば、拒否が出るときはより頑張っている証拠です。
さらに、生真面目で頑張ってる人の相方の犬が生真面目な時、
相当な確率で拒否が出ます。
だから生真面目な犬には不真面目に取り組むと拒否は出にくくなります。
不真面目に取り組むと言っても、
ほんとにいい加減にするのではなく、
そういった感じのノリでするということです。
不真面目な犬っていますか?・・・けっこういますよ。
でもそれはダメ犬のことではないです。
神経質と神経質ではない、こんな感じです。

拒否はもちろん出ないほうがいいいです。
「なんですか?拒否って、ウチには関係ないですね」
こんなのが一番いいです。
だけど何らしかの理由で拒否が出てしまった時、
その拒否を解決できたら、
チームは間違いなく今までより数段向上しています。
それは言うまでもなく、技術的にも精神的(信頼関係やコミュニケーション)にもです。
克服すれば強くなります、免疫ができますから。
拒否は出ないのが一番いいのだけれど、
起こさないように予防するよりも、
ある意味で免疫力を持っているほうが強くて安心なのです。

次回からは重症な話、大きな拒否についてです。
心を閉ざした犬たち、
そんな重たい話です。・・・・・スンません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年3月23日 (金)

第170回

寒いやんけ!

もう3月も後半、もうすぐ4月だって言うのに寒っ!
そろそろ暖かくなってほしいですなぁ。
ところで、これなんだと思います?↓

P1000070

干からびたオタマジャクシ?
(見えません?オレ、そう見えたんだけど、変かな)
実は庭にある紅葉の種、なのです。
冬の間は枯れた枝にぶら下がってて、
春一番が吹くとでそこらじゅうに飛んでいきます。
こいつがね、けっこうな距離を飛ぶんだわ、
えっ!っていうぐらい遠くの道路に落ちてる。
近所の家にはもみじがないので間違いなくウチのです。
この種、頭が二つくっ付いていてグライダーのようになっている。
それでうまく風にのって、地面に落ちたら2つに割れる。
しかし自然とはうまくできてるよなぁ、感心します。

Zz

こんな感じですわ。
後ろで新芽も出てきてるんだから、早く飛びなさい!!
って、春一番吹かないもんなぁ・・・・今年は。

拒否の解決・・5

「よーいドンの極意」・声のトーンを使って。

声のトーンを変化させて「よーいドン」の雰囲気を作り出します。
実際には前回の動作の間合いと合わせて使うとベストなのですが、
声のトーンだけでも犬を動かせるようになっておくと、非常に便利ですね。
拒否がある程度解決できても、
やはり多少の不安は残しながらプレーしていくものですから、
一つ一つのプレーに、
微妙に「よーいドンの極意」を発動させていく必要があります。
このような時はプレー自体、連続性があるので、
どうしても動作の間合いを作ることが難しくなってきます。
よって、自由に使える声のトーンを利用しましょう、ってことです。
自由に使えると言うのは、
何をするにしても口はいつでも動かせる、と言うことですね。

拒否に限らず、このように声のトーンをうまく使っている人、けっこういます。
ディスタンス競技で少しでも戻りを早くするために、
スタートライン手前15mぐらいで「レディーーーーーカム」、
って言ってる人がいますが、面白い発想だと思います。
「レディー」がしっかりと伸ばされて「カム」ですから、
犬は最後のひと踏ん張りの「カム」に十分心構えができるんですね、
だからその一瞬一歩踏み込めて速くなるというわけです。
同時にディスクの手前ポロリも防げているようです。
「よく見て!」を伝えるために、
「Look」の頭だけを伸ばして使っている人もいます。
実際に聞こえてくるのは「る~~ーーー」だけですがね。
このように拒否の解決だけではなく、
いわばメンテナンス的にも使えるので、
ぜひとも習得していただきたいです。

まず、声に出して使うことなので、
今ここで文書で表現するのは難しいと言っておきます。
文書の表現は難しいですが実際は簡単です。
大げさに考えずに雰囲気でいきましょう。
音楽用語のクレッシェンドなどと言ってもピンと来ないですね、
じゃこれはどうでしょうか、
みんなで何かをいっせいにするときの「せーの」です。
一音ずつ微妙に音量が違います。
「せ」が2、「-」が3、「の」が2.5ぐらいでしょうか、
「の」の後は「-」つまり伸ばさないほうがいいですね、
かと言ってスッぱっと切るのではなく、一呼吸「ん」を呑みます。
この「ん」は間合いの効果もあるのでいいです。

この感じで、行動の前のコマンドに取り入れます。
キャッチの前なら「Leady」ですね、
「せーの」の感じで「レディー」そしてディスクを投げてキャッチです。
走る前なら「Wait」や「Around」です。その後「Go」ですね。
「Lie Down」もこの感じで使うとほんとに効果大です。
棒読みで言ってる人がいますが、
それだと伏せになってしまいます。
ライダウンを効果的に発動するには、
やはりトーンの変化が必要です。

音につられて、と言うと少し変ですが、
犬たちは聴覚も優れているので、
そこで発する音の変化にリズムを感じて、
ついつい動いてしまいます。
と言うか、動きやすくなるのです。

間合いと声のトーン、これをうまく組み合わせて、
犬に伝えられたら小さな拒否はほとんど解決できます。
拒否の解決に限らずですが、
こう言った取り組みを「音で犬を引っ張る」と呼んでいます。
面白いことにComeやDropも、
単調ではなく、変化をつけると精度が格段に良くなります、
一度試してください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

«第169回